7フィートのヘビーロッド | Walk on wateR@琵琶湖でバス釣り
2016-02-24 03:10:31

7フィートのヘビーロッド

テーマ:バス
7フィートクラスのヘビーロッドというのは僕の釣りの中で非常に出番が多いですし、これまでも現時点でもたくさんのロッドを使用してきました。

・テムジンエゴイスト
・インスピラーレエゴイスト
・タクティクスエクスプロージョン
・テクナGP70H
・テクナファーストムービング71H
・ゴールデンウィングツアーエディション70H
・エックスグレイブ75H

ざっと上げるとこんな感じ。
他にもアマゾンフリップとかモンスタークイーンとかウィットマーダウンラップなんてのもありましたね。

僕は現時点では琵琶湖南湖のウィードフラットがメインですので7フィートのヘビーロッドで使うのは主に下記のようなルアーになります。

・ヘビースピナーベイト(5/8~3/4オンス)
・ラバージグ(3/8~1/2オンス)
・スイムジグ(5/8オンス)
・パンチショット(1/2~3/4オンス)





これらは非常によく似たルアーに思えるのですが、求められるロッドの特性が微妙に異なってきます。
スイムジグとパンチショットに関しては若干竿先が入るほうが良いです。
魚が食ってから反転する間が取れますし、ウィードエリアでの「スタック感」が得られます。
現時点でこれらの釣りにはエックスグレイブの75Hを愛用しています。

逆にスピナーベイトやラバージグは全体的にビシっと張りのあるロッドが良いです。
ウィードをスパっと切れること、ルアーを遠くまで投げれること、食った瞬間にフッキングできることなどが求められるからです。

この釣りに非常に良かったのが初代テムジンのエゴイスト、そしてテクナファーストムービングの71Hです。
ただエゴイストは廃盤になって久しいですし、テクナの71Hはちょっと重い。
あとテクナはストレートグリップなので縦にさばるラバージグはちょっとやりにくいです。
ファーストムービングと言いながら実は71Hのテーパーや硬さは抜群にラバージグにもいいのですけど。。。
ラバージグだけならゴールデンウイングの70Hも非常に良いですが、こちらはショートグリップでかなりファーストテーパーなのでスピナーベイトには不向き。

で、いろいろ期待してインスピラーレのエゴイストを入れてみたが、はっきり言って期待外れでした。
思ったより張りが強くない。
そして思ったより硬くない。

今江さんが言うところの「ローテーパー」なロッドは今の琵琶湖ではちょっと限界があるなと思いました。
キャストフィールは素晴らしいですが、秋の生い茂るウィードを切れない。
そしてローテーパーのロッドは魚が2500gを超えてくるとボート際でかなり苦労します。
もうひとつ、インスピラーレのエゴイストは恐らく初代よりマイルドなカーボンを使っていて尚且つ少しやわらかいんだと思いますが、Bカスタムやブレードマスターのようなタイトなブレードのバイブレーションをとらえることができません。

やはり今江さん自身が琵琶湖を離れて12年以上になるので、現在の琵琶湖に照準を合わせたロッドを作れないんだと思います。

そんなこんなでTFの71Hに代わるスピナーベイト&ジグロッドを探していたのですが、先日の国保ガイドでキャストさせてもらったのがこのロッド。

エックスグレイブのグラハント。
FXC-70H




基本的にはテクナの71Hと同じコンセプトで、しかも軽量化されています。
マイクロガイドとセパレートハンドルで縦にさばく釣りにも向いています。
実際、秋の琵琶湖で丸一日ブレードマスターをキャストし続けましたが、タイトなブレードの回転が手に取るように分かり、ウィードを切るのに調度良い硬さでした。

ただ、魚を掛けていないのでそこはこれからですね。

フィッシングショーとかショップで触って「いいかも」と思ったロッドでも、実際のフィールドで投げて巻いた掛けて寄せたら「違う」となることも多いです。

その点、実際にフィールドでキャストさせてもらえれば色々なことが分かってきます。
無駄な買い物をしなくてすみます(笑)

うちにはエックスグレイブ全機種、フェンウィック10本あります。
「使ってみたい」という方がおられたらミックに来てもらえればバックシートで色々投げてもらってOKです。
ただし「ロクマル掛けたら定価でお買い上げ」の鉄の掟がありますが。





とりあえずグラハントはしばらくはノーマルギアのリールと組んで、スピナーベイトとラバージグ。




初夏になればハイギアリールと組んでアウトサイドエッジでラバージグ、さらにその後はヘビーパンチショットですね。
で秋になればローギアリールでスローロール。

恐らく一年間デッキから降ろすことにないロッドになるはずです。





やはり琵琶湖で釣りをする限り、琵琶湖で開発しているロッドを買うというのが一番間違いないですね。