Walk on wateR@琵琶湖でバス釣り


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野尻湖のスモールマウスバス

ここ数年、毎年夏に野尻湖に通うようになりました。

 

はじめて行ったのは2021年でした。

そもそも長いことバス釣りしてましたがスモールマウスバスって釣ったこともなく、野尻湖がどういうところかもよくわかってませんでした。

 

I字形、ヴィローラのノーシンカー、ミドストなんかでオーバーハングを攻めたりしてみましたが小さいスモールマウスバスが5匹ほど釣れただけで終わってしまいました。

自分の中では七色ダムの釣りをイメージしていたのですが大きな間違いでした。

 

(夏はオーバーハング+岩盤にノーシンカーをフォールやろ!?とか思いこんで攻め込んでる人)

 

このとき思ったのは、「ラージマウスとは全然違う魚だなぁ」ということ。

ラージマウスほどストラクチャーに執着しないイメージを受けました。

そして「大阪からはめちゃくちゃ遠い」んで日帰りはキツイです(笑)

 

1年後の2022年、いろいろ道具をそろえました。

 

まずウルトラライトのソリッドティップのロッド。

ラインはフロロカーボン3ポンド。

ワームは

ティムコのクリーピーミノー

ノリーズのサンスン

など、かなり小さめのもの。

フックは小森プロのデザインされたスーペリオフック。

 

そしてこの年は宿をとって一泊二日での釣行にしました。

初日はレンタルボートで沖の8mラインのフラットでワカサギを魚探で探してダウンショットで攻めてみる。

割とすぐに答えが返ってきて、野尻湖2回目にして割といいサイズをキャッチすることができました。

うちの奥様もラージマウスはほとんど未経験なのですがいわゆるキーパーサイズを数本キャッチしました。

 

翌日は地元のガイドさんにお世話になりました。

Tomoガイドサービス。

僕は野尻湖に行くまでは存じ上げない方でしたが、非常に腕の良いガイドさんです。

そして驚いたことに、この日のメインパターンはカバースキャットでした。

琵琶湖でみんながやってるアレです(笑)

そして一投目から40アップが連発するという驚異の釣果でした。

 

「スモールマウスバス=スモールなルアー」のイメージが一気に崩れました。

(謎のツーショット 笑)

 

翌年はうちの奥様が49センチを釣らせてもらいました。

 

毎年通っていますが毎年ルアーやリグは微妙に違います。

その日の魚のコンディションにアジャストするのが割と難しいです。

ハマれば連発するけど少しずれると沈黙で、その微妙なところを詰めていくのが楽しい釣りだと感じます。

どちらかというと海の魚に近いのかもしれません。

時合がくれば連発するけど、それでも割とセレクティブ。

ただハマるとラージよりはるかに派手に食ってくるし、連発するし、引きもめちゃくちゃ強い。

 

個人的には、初めて行くのであればガイドさんの船に乗るのがいいと思います。

やっぱり地元のガイドさんは知識量が全然違います。

そもそも野尻湖って釣りができるのが朝7時から夕方4時と短時間なので、初動をミスると結構つらいことになります。

 

あと関西から行くのであれば日帰りはキツいです(笑)

割と安いペンションがたくさんありますので泊りをお勧めします。

一泊5,000円くらいで泊まれるところ割とたくさんあります。

 

タックル的には

ULのソリッドタイプのロッドがあると便利。

ダウンショット用とキャロライナ用に2本あれば安心かなと。

こういうロッドって関西ではあんまり出番がないんですが、8m前後のディープをライトリグで釣るので繊細なティップのロッドがあるとかなりアドバンテージあります。

あとはボイル打ちのためのPEセッティング、これは普通のスピニングタックルで良いかと。
 

僕はDStyleのブルートレック

  • 61UL+
  • 67UL (10周年記念モデル)
  • 63UL(ミドスト用)

あたりを使ってます。

 

まあスモールマウスバス自体は今はいろんなところで釣れるとは思います。

ただ野尻湖の景色の中で釣るのが最高です。

そして夏はめちゃくちゃ涼しいです。

8月でも風が吹くとウィンドブレーカーを羽織りたくなります。

 

2,000メーター級の山を見上げながら、超クリアな水の中でファイトする金色のスモールマウスバスは、日本にいながら非日常を感じさせてくれるちょっと不思議な世界です。

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