「毎月勤労統計」の平均定期給与額の動向をもとに、毎年8月1日から【高年齢雇用継続給付】、【育児休業給付】等の支給限度額が変わります。
今回の変更は、平成23年度の平均給与額(「毎月勤労統計調査」による毎月決まって支給する給与の平均額)が平成22年度と比べて約0.2%低下したことに伴うものです。
<高年齢雇用継続給付>(平成24年8月以降の支給対象期間から)
支給限度額 344,209円 → 343,396円 (△813円)
最低限度額 1,864円 → 1,856円 (△8円)
<60歳到達時等の賃金月額>
上限額 451,800円 → 450,600円 (△1,200円)
下限額 69,900円 → 69,600円 (△300円)
<育児休業給付>(初日が平成24年8月1日以降の支給対象期間から
上限額 215,100円 → 214,650円 (△450円)
<介護休業給付>(初日が平成24年8月1日以降の支給対象期間から)
上限額 172,080円 → 171,720円 (△360円)
※8月1日から雇用保険の基本手当(失業給付)の日額も変更!
(1)基本手当日額の最低限の引下げ
1,864円 → 1,856円 (△8円)
(2)基本手当日額の最高額の引下げ
基本手当日額の最高額は、年齢ごとに以下のようになります。
○60歳以上65歳未満
6,777円 → 6,759円 (△18円)
○45歳以上60歳未満
7,890円 → 7,870円 (△20円)
○30歳以上45歳未満
7,170円 → 7,155円 (△15円)
○30歳未満
6,455円 → 6,440円 (△15円)
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