違法ダウンロードに罰則を課す等、著作権保護が強化される見通しです。
従前から、
著作権者の許諾なしにアップロードして配信する行為は刑事罰の対象。(10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金)
違法なサイトと知りつつ、そこからダウンロードすることは違法とされつつも、刑事罰の対象外。
違法アップロードが刑事事件として立件されたケースは少ないらしい・・・。
今回の民主・自民・公明の3党合意の著作権法改正修正案では、
違法なダウンロードに対し
「2年以下の懲役または200万円以下の罰金」
親告罪であり、違法ダウンロードの多くが未成年者であることを踏まえると
●告発があった場合、警察はどう摘発していくのか?
●捜査手法は?
●どこまで取り締まるかの線引きは?
まだまだ、見えない部分も多いと言えます。
背景には、音楽業界などからの強い要請があったものと考えられますが、
まずは、著作権についての「個人への啓発」が必要でしょう。
今回の著作権法改正案は、2012年10月1日に施行の予定です。
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