職業柄(というより本業なので)、
就業規則の作成や改定についてのご相談をいただきます。
その際に動機をお聞きするのですが、多いのは
・「10人以上になったので、作らなければならないから・・・・・」
・「何年も改定していないので、見直さなければならないから・・・・・」
→遵法精神は、否定されるべきものではありません。
でも何となく、言外に
『本当は作りたい(見直したく)ないけど、しなければならないから』
といったネガティブな発想が見え隠れしています。
(もちろん、こういったケースばかりではありませんが・・・・)
→ネガティブな発想のまま、制定された「就業規則」は、
往々にして(せっかく、時間や費用をかけたにもかかわらず)
適法だけど、体裁を整えただけの‘無用の長物’となりがちです。
「就業規則」という言葉から、多くの経営者がイメージするのは、
‘労使のトラブル(防止)’のようです。
⇒「就業規則」の重要な側面です。
でも、「就業規則」が労使トラブルの防止だけでなく、
会社の活性化にもつなげられることをお伝えしていきたいと思います。