現在、北京から南に320キロの『石家荘』という都市にいます。
そうです。まだ320キロなんです・・・。
というのも、北京を出発した日にたどり着いた『保定』という街で、
夜中に突然の嘔吐。
激しい腹痛と頭痛に襲われ丸2日間全く身動きがとれませんでした。
2日寝込んでも菓子パン1個ろくに食べられない状態だったので
さすがに病院に行くべきかとも思ったが、
「外国人なんてまず来ない街の病院なんて行きたくないもん!!」
という悲壮な決意のもとに次の街を目指して出発。
しかし悪い事は重なるもので、
走り始めて2時間したところで後輪がまさかのパンク。
『1万キロ走ってもパンクしない』と言われる
シュワルベの『マラソン』というタイヤを、
たかだか400キロでパンクさせるなんてさすが中国えげつないぜ。
おかげでタイヤには今も大きな穴がぽっかり。
神戸にスペアタイヤを忘れてきた凡ミスが悔やまれる・・・。
その後、気を取り直して全生命力を振り絞り『石家荘』に到着。
でも体はもうボロボロ・・・。
で、今回の体調不良。
熱はあまり出ていないようなので風邪ではない?と思ったのだが・・・。
多分、緊張から来るタイプのやつなんだろうとは思う。
僕は海外旅行に行くと度々こういう事が起こる。
前回の自転車旅行でもそうだったし、こないだのネパールでも起こった。
今回もスタートしたばかりでリズムが掴めていないし、
自転車での1人旅なので色々と気を使うことも多い。
神経が細いんですねぇ・・・。
情けない・・・。
とまあ、既にかなり弱っている僕ですが、
体の事とは別に、
実はもっと大きな不安に最近気付き始めました・・・。
これが『体調不良で弱気になっているだけ』なのか、
それとも『気づくのが遅すぎた事実』なのか。
後者の場合、『この旅の計画自体がそもそも・・・』という話になってしまうので・・・。
この辺はもうちょっと先に進みながら考えて報告したいと思います。