ニューヨーク大学のリハビリテーション研究所。
そこで亡くなったある患者さんの生前の詩をご紹介します。
私は、大きなことを成し遂げるために、力を与えて欲しいと神に祈った。
そして、私は、謙遜を学ぶようにと、弱さを与えられた。
偉大なことができるようにと健康を求めた。
そして、より良いことをするようにと病気を賜った。
幸せになろうと富を求めたのに、
賢明であるようにと、貧困を賜った。
世の人々の賞賛を得ようと、成功を求めたのに、
得意にならないようにと、失敗を与えられた。
私が求めたものは、ひとつも与えられなかったが、
願いはすべて、叶えられた。
願いはすべて聞き届けられた。
こころの中の言い表せない祈りが、
すべて叶えられたのだ。
私は、もっとも祝福されたのだ。
(アーサーホーランド牧師のブレッシングナイトのお話から)
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ハリーは思う。
自分の最期のときに、失敗だらけの人生に、悔いありと思って死ぬのも良し。
その失敗だらけの人生の中に、意味を見いだせた者として、満足して死ぬも良し。
それは、自分が、視点をどこにおいて、何を見出すか。
あなた自身の選択次第なのです。
私は、インディアンの格言を思い出します。
「世の中に、意味のないものは、一つもないのだ。 全てのものに、意味がある。」と。
私の座右の銘の一つです。
ハリー
☆彡