ヨウ(右) 「ヤッホ~!ヨウムの妖ラよっ♪
んふぅ。今日はココお姉ちゃまが、ヨウム温泉に来てくれたんラ~♪」
ココ 「あちし、最近クチバシが随分伸びてきて、お食事が食べにくいコケね~!
それに、汚れがアチコチに付いちゃって、自分では取れないコケよぉ!」
「ほヤっ!この魔法のブラシでゴシゴシしてあげますかヤねっ!」
「ん~、どれどれ?先ずは汚れ具合をよく見せてくラさいよぉ!」
「っあ~!この頑固汚れは、ひょっとしたヤ、通常の汚れ落としでは無理かもぉ!」
ココ「やっぱり!自分でも落とそうとして羽繕いを頑張ってみたんだけど、落ちないのコケ。」
ヨウ 「そうレしょぉ!そんなお困りなアナタ様に、ココダケの耳よりな情報があユんレすよっ☆」
「なぁんと!今なヤ、たったの500円で!どぉんな汚れも落とせユ、
『黄金ブラシ』での全身シャンプー施術をサービスいたしまぁ~すっ!」
「ニャハッ♪本当はどっちのブラシでも大差ないんラけロ・・・商売、しょうばい~☆」
ココ 「うっ!500円って言ったら、あちしの1か月分のバイト代じゃないのぉ!高いコケ。」
ヨウ 「どうしますぅ~?期間限定ですし、ウコッケイは羽毛が命って言いますかヤねぇ!」
ココ 「ん~!ナケナシのお小遣いだけど、レディーは美しさに妥協しちゃダメコケよねっ!
じゃ・・・じゃぁ思い切って、黄金ブラシでお願いしますコケっ!!」
ヨウ 「ま、マジっすかぁ~!ヤッタァ~☆黄金ブラシコース、1名入りまぁ~す♪」
ココ 「あれっ?・・・なんか、さっきのブラシよりも年季がはいってボロくないコケ?」
ヨウ 「えっ!あ~、いや・・・使い込んであユかヤこそ、いい仕事をすユんレすよぉ!」
キレイになりたい乙女心と、それを商売に荒稼ぎをもくろむ業者さんには、
皆さんも気を付けましょうね~☆ 美は一日にしてならずっ!