こんにちは。

 
主体性を育み、全身で楽しむぐちゃぐちゃ遊びの親子教室 わくチャレの松倉です。 
 


前回のブログでは、入園までにやっておきたい3つのことを書きました。


とはいえ、入園間近に起こりやすいことがあります。

それは、赤ちゃん返りのような行動。

 

今までできていたことが、急にできなく(やらなく)なった!!



入園を控え、子どもたちは嬉しい気持ちと、不安な気持ちが入り混じった状況です。


そんな中、今までだったら子どもが自分でやっていたことを急にしなくなったり、「ママがやって!」「できない!」と訴えてくることがあります。


もうすぐ園生活が始まるっていうのに、うちの子大丈夫なのかしら…??


先生にも色々迷惑かけちゃいそうだわ


うちの子には幼稚園、まだ早かったのかしら?


ママも不安になりますよね(><)


 

まずは、子どもの不安の気持ちを受け止めよう

 

今までできていたことが、急にできなく(やらなく)なるというのは、実際に発達・技能面でできないというよりも、心理的な影響が強いです。


幼児期の子どもは、まだ明確に自分の気持ちを言語化できるわけではありません。



「できない!」「ママがやって!」の言葉を子どもの気持ちに変換すると、


「ママ、幼稚園で自分でできるか不安だよ!」「ママと離れるの寂しいよ!」という不安や寂しさが隠れていることがほとんどです。




つまり、ここでこだわるポイントは、「できる・できない」ではないんです。


それよりも、お子さんの不安な気持ちにどれだけ寄り添い、取り除いてあげるかが大切になってきます。


 

子どもが抱える不安な気持ちは、どうやって取り除くの?


まずは、子どもの気持ちを安心させることが大切です。


「自分でやってごらん!」「今までできてたのに…」「幼稚園行ったら自分でやるんでしょ」などと言わないように気を付けてくださいね。



「そっか、できないんだね。じゃあ一緒にやってみようか!」とお子さんの不安な気持ちを受け止めた上で、一緒にやってみる提案をしてみてくださいね♪


ボタンだったら、

「ママは下からやるから、○○ちゃんは上からやってくれる?」


靴や靴下だったら

「右足はママがやるから、左足は○○くんがやってみようか」

(子どもにどっちをやりたいか選ばせてもOK!)

「マジックテープでペタッて最後に留めてくれる?」



こんなふうに、少しでもお子さんができたことがあれば「ありがとう!できたね♪」と声をかけてくださいね^^




不安な気持ちは、そのまま受け止めて共感する


子どもができた小さな行動は、認めて自信を持たせる


こんなふうにイメージしてもらうといいかな、と思います^^


 

「一緒にやろう!」も効果なし。やってあげるのは甘やかし?

 


もし「今日はママがやって!」と言うようであれば、「じゃあ、今日はママがやるね」と伝えてやってあげてOKですよ♪^^


子どもが普段自分でできることをやらないでやってもらうなんて、甘やかすことにならない??と心配になるママがいるかもしれませんが、これは甘やかしではありません。




子どもの不安な気持ちをママに温かく受け止めてもらえた子どもは、安心感やママへの信頼感を高め、しばらくすると自信をもってまた自分でやり始めます。


そこに至るまでは、「待つ」姿勢が大切になりますが、お子さんを信じて気長に待ってあげてくださいね^^





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