こんにちは。
主体性を育み、全身で楽しむぐちゃぐちゃ遊びの親子教室 わくチャレの松倉です。
よく育児書などでは、「正論や正解を伝えるよりも、共感しよう!」と書かれていますが、今日は、私が「共感ってやっぱり大切なんだ!」って実感した時のお話をしますね。
突然の入院
私は今とある事情で入院をしています。
入院中は常時点滴、トイレ、洗面、食事以外はベッドの上で横になって過ごす生活。
身近に同年代で入院した人がおらず、あまりイメージできなかったのですが、入院生活は私が思っていた以上に不自由なものでした。(といってもまだ3日目 泣)
確かに、上げ膳据え膳で栄養バランスの良い食事がいただけます。
洗濯も、掃除も子どもたちのお世話や寝かしつけもしなくて良く、ベッドで1日中寝たきりという生活は、端から見たら楽をしているように見えるかもしれません。
ですが、点滴の副作用で動悸や手の震え、頭痛が収まらなかったり、文字通り1日中寝たきり(ベッドの上で座ることすら制限アリ)の生活は、決して快適とは言えません。
点滴の管が繋がれているため、着替えさえ看護師さんを呼ばなければ1人ではできませんし、毎日が当たり前のように入っていたお風呂も、数日に一回のシャワーのみ。
(シャワーを利用できない日は、看護師さんが持ってきてくれた濡れタオルで体を拭いています)
本でも読もうと持ち込んだ本を開いてみましたが、寝た状態での読書は体勢的にきついものがあり、すぐ疲れてしまいます。
そして何よりコロナ禍で面会もできず、家族に会えないのが1番つらいです(T_T)
私は受診後に即日入院となってしまったため、私以上に子どもたちの心の準備ができておらず、寂しい思いをさせてしまいました(/_;)
私の気持ち、分かってくれてる!
そんな中、主治医の先生の診察の中で、こんなやりとりがありました。
こんなふうに負の感情にも「辛いよね」って共感してもらえたり、「よく頑張ってるね」って認めてもらえると、私のことを理解してもらえているって思えました。
(お医者さんにも色々なタイプの先生がいますが、やっぱり患者にしっかり寄り添ってくれる先生が良いですよね♡)
点滴が必要な処置なのは十分分かっていますが、もしこの時
「それは副作用だから仕方ないね」
「今は点滴が必要なんだから、そのくらい我慢してね」
「みんなやってることだから、頑張って」
なんて言われたら、正論とはいえモヤモヤしていたと思います(^_^;)
「共感」は子育てでも大事
これって、子育てでも同じなんです^^
ママって思った以上に忙しいし、家事っていっても料理、洗濯、掃除、買い物、ゴミ捨てだけじゃなくて、名も無き家事がいっぱいありますよね。
(裏返しの衣類を直す、排水口の掃除、献立を考える、洗った食器をしまう、お茶の作り置き、シャンプーの補充など)
働いてるママなら尚更!家にいる時間の中で日々のアレコレをするのは、本当に大変だと思います。
そんな忙しいときに限って頻発する兄弟げんかや、いたずら、「ね―ママ―!聞いて―!」の声。
パパッと片付けてしまいたい気持ちもよーーく分かります。
ですが、子どもの心のモヤモヤを解消せずに、正論を初めから押し付けてしまうと、子どもの心はシャットダウンされてしまいます。
まずは、子どもの気持ちや言葉をしっかり受け止めて共感してあげることが、とても大切。
・自分の話にいかに耳を傾けてくれるか
・共感してくれるか
・自分のことを受け止めてくれるか
子どもはママのその言葉やしぐさ、表情からしっかり感じとっています。
「そうだよね。」
「うんうん、あなたはそう思ったんだね。」
「こんなことされて、嫌な気持ちだったんだね。」
子どもの意見や言い分をしっかり聴いて、共感してあげてください。
自分の気持ちを全部吐き出して、それをしっかり受けてもらえると、子ども自身スッキリします。
「ママは自分のことをよく分かってくれてる!」
と、子どもの心が安定し、ママへの信頼感も高まります。
色々話しているうちに気持ちが整理されて、子ども自身で解決策を見つけるかもしれませんし、ママの話にも耳を傾けやすくなるので、必要に応じて伝えたいことがあれば最後に短い言葉で伝えてあげるといいですよ(*^^*)