こんにちは。
夕飯の支度をしていたら、「ね―ママー!あのねー、この車が◯◯でね、こっちは△△でね…」と声をかけてきたとします。
そんな時、夕飯を作る手を止めずに「そうなんだ!カッコいいね!」などと答えていませんか?
夕方から寝るまでの時間は、バタバタしていて休む暇がない!というママが多いと思います。
ですが、子どもはママが自分の話をどんなふうに聞いているか、敏感に感じとっています。
子どもの心が満たされていないから、「それでねー、◯◯は〜に行って、△△は・・・・・ママ!聞いてる?」となってしまうのです(><)
本当に時間がない!
早く終わらせて、子どもと遊ぶ時間を作りたいと思っている。
そう考えるママもいると思います。
ですが、子どもが求めているのは《今、この瞬間》
そのタイミングで、しっかり心も体もお子さんと向き合って、全身全霊で受け止めてあげると、案外その後はアッサリ遊び始めたりしますよ♪
子どもが「もういいよー」と言うまで抱っこしてみよう
「座って抱っこしよう。あなたがもういいよーって思うまで抱っこしてるからね♪」
と言って抱っこしてみてください。
その間は、心ここにあらず、という状態にせず、全身でお子さんを受け止めてくださいね♪
1時間でも2時間でも抱っこすることになりそう(^_^;)って思われるかたもいらっしゃるかもしれませんね。
(かくいう私も、娘にそんなこと言ったら1日中抱っこしそうな気がする…と思い、なかなか踏み出せずにいました)
でも、実際はほとんどの子が長くても15分くらいすると、もう満足!とお子さんの方から離れていくことが多いようです。
とはいえ、こちらから途中で切り上げてしまうことがないよう、ぜひ時間と心に余裕がある時にやってみてくださいね^_^
渦中にいるとつい忘れてしまいますが、お子さんを抱っこさせてもらえる時期というのは、そう長くないもの。
お子さんと心も体も触れ合える時間が1日のうち15分くらいあってもいいかもしれませんね(^^)
乳幼児期に特に大切なのは、自己肯定感を育むこと
この自己肯定感が、後の意欲、行動力、集中力、挑戦心、寛容力などへと繋がっていくことから、子どもの心が成長していく上での土台と言われており、主に0〜3歳に、両親や周りの大人たちとの信頼関係を通して育まれやすいと言われています。
自己肯定感が大切な理由
以下は一例ですが、具体的にこんな特徴が挙げられます。
自己肯定感が高い人は
・褒められたら、素直に喜ぶ
・好奇心旺盛。失敗を恐れず、積極的に行動する
・叱られたら、相手の意見を素直に受け入れ、次はどうしたら良いかな?と考え、また意欲的に取り組む
反対に、自己肯定感が低いと、
・褒められても、素直に喜べない
・挑戦や失敗を必要以上に恐れる
・叱られると、どうせ自分はダメなんだ…と自分を責める
《自己肯定感》がしっかり育つと、それを土台として《しつけやルール》、さらに《学習意欲》へと繋がっていくようになるのです。
自己肯定感が十分育っていない中でしつけや早期教育をどんどん行っていると、なかなか身につかなかったり、自己肯定感が低くなってしまう可能性すらあります。
なので、乳幼児期には、まず周りの大人(特にパパママ)から自分は(良いところも、悪いところもみんな)受け入れてもらっている、愛されている、という実感を持てるようにすることが大切なんですね(^^)
子どもに正面から向き合うことは、愛を伝えるメッセージ
子どもと向き合う。
シンプルなことですが、意外と難しいことです。
なぜなら、ママのやることは「子育て」だけではないから。
つい今日の仕事や買い物のこと、掃除、献立を頭の片隅で考えながら、子どもに対応していると、子どもの心は満たされません。
ママだって日々やることはたくさんあるし、いつも気分が晴れとは限りません。
それでも、1日のうちほんの僅かでも、目の前のお子さんだけのために時間を作ってほしいと思います。
声だけでなく、目も手も心も向き合うーーー全身で向き合うことは、「あなたのこと、ちゃんと見てるよ」「あなたのこと、大好きだよ」と愛情を伝えるメッセージ。
お子さんの心を温かい愛情で満たしていきたいですね(*^^*)