こんにちは。

 
主体性を育み、全身で楽しむぐちゃぐちゃ遊びの親子教室 わくチャレの松倉です。
 
 
あなたは、普段の生活の中で、お子さんのことをどれくらい見ていますか?
 
お子さんの声にどれくらい耳を傾けていますか?
 
 
まだ幼稚園や保育園にも行ってないし、日中も一緒だから1日中見てるよ―!
 
って方もいらっしゃると思いますし、
 
家にいるけど、下の子のお世話でバタバタしてて、なかなか上の子のことを見てあげられてないな…
 
保育園から帰ってきたら、早く寝せなきゃ!って必死で、あまり話す時間が取れてないかも…
 
なんて方もいらっしゃるかもしれませんね。
 
 
今日は、ブログタイトルにもあるように【乳幼児期に伝えたい「あなたのこと、見てるよ」のメッセージ】について、お話ししたいと思います。
 
 
心と体で子どもに向き合う
 
 

夕飯の支度をしていたら、「ね―ママー!あのねー、この車が◯◯でね、こっちは△△でね…」と声をかけてきたとします。

 

そんな時、夕飯を作る手を止めずに「そうなんだ!カッコいいね!」などと答えていませんか?

 

夕方から寝るまでの時間は、バタバタしていて休む暇がない!というママが多いと思います。

 

ですが、子どもはママが自分の話をどんなふうに聞いているか、敏感に感じとっています。

 

子どもの心が満たされていないから、「それでねー、◯◯は〜に行って、△△は・・・・・ママ!聞いてる?」となってしまうのです(><)

 

本当に時間がない!

 

早く終わらせて、子どもと遊ぶ時間を作りたいと思っている。

 

そう考えるママもいると思います。

 

ですが、子どもが求めているのは《今、この瞬間》

 

そのタイミングで、しっかり心も体もお子さんと向き合って、全身全霊で受け止めてあげると、案外その後はアッサリ遊び始めたりしますよ♪

 

 

子どもが「もういいよー」と言うまで抱っこしてみよう

 
 

「座って抱っこしよう。あなたがもういいよーって思うまで抱っこしてるからね♪」

と言って抱っこしてみてください。

 

その間は、心ここにあらず、という状態にせず、全身でお子さんを受け止めてくださいね♪

 

1時間でも2時間でも抱っこすることになりそう(^_^;)って思われるかたもいらっしゃるかもしれませんね。

(かくいう私も、娘にそんなこと言ったら1日中抱っこしそうな気がする…と思い、なかなか踏み出せずにいました)

 

でも、実際はほとんどの子が長くても15分くらいすると、もう満足!とお子さんの方から離れていくことが多いようです。

 

とはいえ、こちらから途中で切り上げてしまうことがないよう、ぜひ時間と心に余裕がある時にやってみてくださいね^_^

 

 

渦中にいるとつい忘れてしまいますが、お子さんを抱っこさせてもらえる時期というのは、そう長くないもの。

 

お子さんと心も体も触れ合える時間が1日のうち15分くらいあってもいいかもしれませんね(^^)

 

 

全身で子どもと向き合うことは、叱るときにも有効

 
 

向き合うというのは、肯定することだけではありませんよね。

 

ときには、「それは違うよ」と伝えることも向き合うことです。

 

・何かしていたらその手を一度止め、体をまっすぐ子どもの方に向ける

 

・子どもとしっかり目線を合わせる 

 

・さりげなく子どもに触れる

 

こうやって伝えると、子どもは、ママが言葉だけでなく手や体、心を通して自分と向き合っていることを感じることができます。

 

そうなると、子どももママの言葉に耳を傾けやすくなるため、こちらが声を荒らげなくて済むことが多くなりますよ(^^)

 
 

乳幼児期に特に大切なのは、自己肯定感を育むこと

 

最近様々な場面で聞くことが増えた「自己肯定感」という言葉。

 

どんなものか知っていますか?

 

 

自己肯定感とは、ありのままの自分を価値ある存在と好意的に受け止めることができる感覚のことです。

 

 

この自己肯定感が、後の意欲、行動力、集中力、挑戦心、寛容力などへと繋がっていくことから、子どもの心が成長していく上での土台と言われており、主に0〜3歳に、両親や周りの大人たちとの信頼関係を通して育まれやすいと言われています。

 

 

自己肯定感が大切な理由

 
 
自己肯定感が高いと、どんな良いことがあるのでしょうか?
 

以下は一例ですが、具体的にこんな特徴が挙げられます。

 

自己肯定感が高い人は

・褒められたら、素直に喜ぶ

・好奇心旺盛。失敗を恐れず、積極的に行動する

・叱られたら、相手の意見を素直に受け入れ、次はどうしたら良いかな?と考え、また意欲的に取り組む

 

反対に、自己肯定感が低いと、

・褒められても、素直に喜べない

・挑戦や失敗を必要以上に恐れる

・叱られると、どうせ自分はダメなんだ…と自分を責める

 

《自己肯定感》がしっかり育つと、それを土台として《しつけやルール》、さらに《学習意欲》へと繋がっていくようになるのです。

 

自己肯定感が十分育っていない中でしつけや早期教育をどんどん行っていると、なかなか身につかなかったり、自己肯定感が低くなってしまう可能性すらあります。

 

なので、乳幼児期には、まず周りの大人(特にパパママ)から自分は(良いところも、悪いところもみんな)受け入れてもらっている、愛されている、という実感を持てるようにすることが大切なんですね(^^)

 

 

子どもに正面から向き合うことは、愛を伝えるメッセージ

 
 

子どもと向き合う。

 

シンプルなことですが、意外と難しいことです。

 

なぜなら、ママのやることは「子育て」だけではないから。

 

つい今日の仕事や買い物のこと、掃除、献立を頭の片隅で考えながら、子どもに対応していると、子どもの心は満たされません。

 

ママだって日々やることはたくさんあるし、いつも気分が晴れとは限りません。

 

それでも、1日のうちほんの僅かでも、目の前のお子さんだけのために時間を作ってほしいと思います。

 

 

声だけでなく、目も手も心も向き合うーーー全身で向き合うことは、「あなたのこと、ちゃんと見てるよ」「あなたのこと、大好きだよ」と愛情を伝えるメッセージ。

 

お子さんの心を温かい愛情で満たしていきたいですね(*^^*)

 
 
 
 
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