こんにちは。
 
わくチャレの松倉です。
 
 
先日、ご近所さんから明石の生ダコをいただきました。
 
さすが田舎ー!って感じでしょうか?田舎でも、こんなことなかなかありませんよー(^_^;)
 
 
もらってウキウキしていたんですけどね、タコの下処理なんて今までしたことがなかったので、グーグル先生に教えてもらって初挑戦しました。
 
タコの下処理は、内臓を取り出して、塩で揉んでぬめりを取るらしいのですが、やってみたら本当にびっくりするくらいぬめりが取れるんです!
 
もうね、おぉー!って一人感動しちゃいました\(^o^)/

 
 
どうやって食べようか悩んだ結果、まずは茹でてみることにしました。
 
 
そして、ここに2度目の感動ポイントが!!
 
茹でたときに足がクルッと回ったときの感動と言ったら!!
 
愛おしくなっちゃうくらい、きれいにクルッと丸まりました♡
 
 
夕飯は茹で汁を使ってタコ飯にしました。
 
タコは、娘のリクエストにより、切らずにごはんの上に! 笑
 
 
衝撃的な絵になってますね(^_^;)
 
娘も息子もこの日ばかりはタコを両手でつかみ、足の本数を数えたり、目や口を確かめながらワイルドに食べました 笑
 
 
お行儀が悪いと言ったら、まぁそうなんですけど、タコをそのまま持ったり、解剖(!)するチャンスってなかなかないので、良い経験だったなって思います(^^)
 
 

 
タコの下処理から調理までを通して、こんな経験ができました。
 
 
◯体験
 
・生ダコを触ってぬめりを感じる
 
・スミの入った袋や内臓を取る
 
・塩をかけて揉み、タコのぬめりを取る
 
・目や口がどこにあるのか確認する
 
・足の本数を数える
 
 
◯感動
 
・塩を振って揉むと、タコのぬめりが取れた
 
・茹でたときに足がクルッと丸まった
 
 
◯疑問
 
・どうしてタコの足は8本あるの?
 
・イカの足は何本?
 
・タコの吸盤は何のためにあるの?
 
 
 
娘からの疑問は、家にある図鑑を使って調べてみました。
 
 
こうやって直接体験から、学びや知識を広げていくことができます。
 
 
そして、そこで得たことは、単に本を読んだり、人から聞いたことよりもずっと心と頭に残ります。

 
 
この考えは、ぐちゃぐちゃ遊びも同じですね♪(*^^*)
 
 
緑の絵の具をただ渡すのではなく、
 
「黄色と青を混ぜたら緑になるんだよ」と教えるのでもなく、
 
黄色と青を混ぜたら緑になった!という経験を大切にしています。
 
 
黄色と青の割合によって、様々な緑ができることを経験から知ったり、
 
「わぁ!色が変わった!」の感動を伴った経験は、知識としても定着しやすいです。
 
 
 
少し前の資料ですが、文部科学省もこのように「直接体験」の大切さについて述べています。
 
今後の教育において重視されなければならないのは、ヒト・モノや実社会に実際に触れ、かかわり合う「直接体験」である。
 
体験活動は、豊かな人間性、自ら学び、自ら考える力などの生きる力の基盤、子どもの成長の糧としての役割が期待されている。つまり、思考や実践の出発点あるいは基盤として、あるいは、思考や知識を働かせ、実践して、よりよい生活を創り出していくために体験が必要であるとされている。具体的には、次のような点において効果があると考えられる。
 
(平成20年1月 文部科学省『体験活動事例集-体験のススメ-[平成17、18年度 豊かな体験活動推進事業より]』より一部抜粋)
 
 
 
もちろん、いくら直接体験が良いと分かっていても、いつもやってあげられるわけではありません。
 
私も、平日はやんちゃ盛りの息子がいながら娘とゆっくり料理する余裕がないので、ぬめり取りと茹でる工程は私がやって、娘がタコに触れたのはタコ飯からでした(*´`)
 
 
ですが、百聞は一見にしかずというように、経験に勝るものはありません。
 
 
 
 
子どもたちが将来を生き抜く「生きる力」を育むために、家庭でも時間と心に余裕がある時に、やれる範囲で楽しみながら直接体験を増やしていきたいですね(^^)
 
 
 
 
 
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