こんにちは。
好奇心と主体性を育み、全身で楽しむぐちゃぐちゃ遊びの親子教室 わくチャレの松倉です。
先日、以前アメリカに住んでいたというお話をしましたが、記事を書いているうちに色々なことを思い出しました。
今日は、私が駐妻時代に知り合った、人生の先輩たちから学んだ、【幸せな人生を送るために大切なこと】をお話ししたいと思います(*^^*)
主人が赴任していた2年間のうちの1年半くらいは、会社の中で日本人は他におらず、日本人コミュニティにも属していなかった私たち。
ですが、素敵なご縁に恵まれ、知り合った方々がいます。
それは、駐在で暮らしている方ではなく、永住権(グリーンカード)を持った方々。
親よりもさらに上、おばあちゃん世代の奥様たちでした。
ご本人がアメリカの私立大学教授、通訳として活躍されていたり、旦那さんがアメリカの私立大学名誉教授や医者など、
日本にいたらなかなかお近づきになれないよう方々から生け花を習ったり、一緒にオペラを観に行ったり、お茶会やBBQ、サンクスギビングやクリスマスに誘っていただいたり…
なんとも贅沢な時間を過ごさせていただいていました。
そして、結婚するまで実家暮らしだった私に、家庭の温かさと安心感を思い出させてくださいました(*^^*)
懐かしくて、色々なことを思い出して話が逸れちゃいましたが、そんなアメリカ在住50年以上の日本人マダムたちから学んだ、幸せな人生を歩むためのヒントをお伝えしますね♪
人生は楽しむもの
アメリカに行って驚いたのは、シニアもいきいきしてること。
長寿大国、日本のシニア世代ももちろん元気なんですけど、なんだろう…アメリカのシニア世代はもっとパワフルな感じがしました。
水着を着てバカンスに行くし、スポーツ観戦にも行くし、スキーだってするし、オシャレも楽しむ。
なんとなく想像できると思いますが、シニアの方でも洋服の色や柄は派手でした。
私より年齢が50歳も上でも、私よりパワフルだわ!とびっくりすることも多かったですが
「人生一度きりだもの。楽しまなきゃもったいないわよ!」と。
皆さん、自分のやりたいことをしているからなのか、とてもイキイキしていて若々しかったです。
諦めないで続けること
「若い時は働いたわよ〜。でもあの時頑張ったから今があるの。今があるのは、あの時のおかげよ。」
今はリタイア、もしくはセミリタイアして優雅な生活を送っている方々ですが、若い時にがむしゃらになったからこその今だと仰っていました。
色々経験されてきたシニア世代の方にそう言われると、説得力もありました。
「失敗もしたし、苦労もしたし、日本人だからって嫌な思いをすることもたくさんあったわよ」
「そうそう!あの時はひどかったわよね〜」
そんな話題でさえ悲観的になることなく、世間話のような感じで話すマダムたち。
普段の穏やかさや優雅さからは窺いしれない、数々の逆境や苦難を乗り越えてきた力強さを感じました。
そして、
「あのとき諦めなかったから、今があるの。」
「自分にとって、家族にとって何が大事かをよく見極めて、大事だと思ったことを続けるのが大切よ。」
「やってみたいと思うものがあるなら、まずやってみたらいいじゃない♪」
そんな言葉に後押しされ、私もアメリカの幼稚園でのボランティアを始めたり、現地のカルチャースクールに通うなど、新しいことにも挑戦しました。
そして、アメリカに行くまで約20年間習っていた書道も「止めないで続けるべきよ!」と何度も言われました(ˊ ˋ*)
今は休会中ですが、また始めたい!!
知らないこと、できないことは恥ずかしいことじゃない
何かを始めるのに遅すぎることはない
孫ほど年が離れた私に「書道を教えて!」と仰った方がいます。
私は一応書道師範の資格を持っています。
また、70代半ばで「私泳げないのよ。だから習ってみようかと思って」とスイミングスクールに通っていた方がいます。
70代で泳げないからってスイミングに通う方を見たら、年齢を理由にやらないなんて、できないですよね。
(もう若くないから…なんて言ったら怒られちゃいます(^^;))
そんなマダムたちの姿を見て、驚きもありましたが、尊敬の気持ちが大きかったです。
名誉や地位のある方々ですが、知らないものやできないことに対する変なプライドなんてものは全くなく、
そこにあるのは「やりたいからやる!」「知りたいから教えてほしい!」という純粋な気持ちだけ。
お金の豊かさと心の豊かさは必ずしも一致しませんが、関心があるものに対して貪欲に、かつ真摯に向き合ってきた方たちだからこその今なんだろうな、と思いました。
人生の先輩たちからいただいたこれらの言葉は、幸せな人生を歩むためのヒントとして、アメリカを離れた今でも、そしてこれからも私の人生の指針になると思います^^