梅のつぼみはまだ固く…この冬一番の寒さと言われる昼下がり
行って参りました、観て参りました！
国立劇場45周年記念 平成24年新春歌舞伎公演
俳句のお仲間Kさん、ピーノさんも、志津ちゃんもご一緒に今年初のお出かけです
扉を開けると 新春らしい設え
うきうきします
最初の演目は
通し狂言 「三人吉三巴白浪（さんにんきちさともえのしらなみ）」
吉三と名乗る三人の盗賊（幸四郎・福助・染五郎）が初めて出会う歌舞伎屈指の名場面
「月も朧に白魚の…こいつは春から縁起がいいわぇ」
美しい色彩の舞台と朗々と響き渡る名ぜりふ など 見所がたくさん 
でも思ったよりも どろどろした内容… 盗賊を描いた物語で 確かに緻密でありましたが
因果応報を思わせるストーリーに 「これは新春歌舞伎に相応しいのかな？」
なんて素人考えですが ふと思ってしまいました
そして次の演目は
「奴凧廓春風（やっこだこさとのはるかぜ）」 黙阿弥の絶筆だそうです
こちらは 幸四郎一家三代揃い踏み！
松本幸四郎
市川染五郎
そして６歳の松本金太郎
かわいい～
奴凧 
お正月の風物詩ですねっ 
こちらは華やかでにぎやかな舞台でした よかった～
なんと明治40年依頼 105年ぶりの全段上演だそうです
歴史を感じますね… 先人たちに思いを馳せつつ楽しみました
古来よりお祝いの行事、季節の到来を喜ぶ心を大切にしてきた私たち日本人にとり…
やはりお正月は特別ですね
新春から 気の合う皆さんと観劇… 心も体も少しあたたかくなった気が致します
今年もいろんなものに触れて、感動したいと思います
感動した数だけ 私の歌にも磨きがかかるといいな…
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