「藤圭子」さんのBiography(デビュー前)ー外伝1(初めての涙…) | かどのブログー藤圭子さんを決して忘れないー

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今は藤圭子さんについて書いています。
私にとって、偉大な歌手「藤圭子」を忘れないために・・。

富士の花
唄ひとすじに
駆けていく
あまた(光)の心に
流星一つ。

 三条純子として、活躍しだしたのが、10歳からとのことでした。余興でまだ、すぐには稼ぎがしらにはならなかったようです。でも、そんな純子さんでも、お人形さんがとても欲しかったそうです。純子さんが当時、ノートの切れ端に書いた詩が載っていました。

 お人形さんを持っていないから
 私はいつも仲間はずれ
 一度だけでいい
 私は人形をたくさん欲しい
 そして
 みんなにみせびらかしてやりたい
 私だって
 ほら こんなに人形があるんだよーと
 ………

 人形を持ってなくて、みんなから仲間はずれにされたとき、初めて泣いたそうです。父親に殴られても、賃金を払わない興行主に抗議に行った時も泣かなかったのにです。
 もう少し、進めたかったのですが、なんか、この詩を書いただけで、胸がいっぱいになってしまいました。


中学1年の頃の純子さんです。
中学1年

中学生の友人たちと(向かって左端が純子さんです)
三条純子2

<参考文献、写真>「演歌の星 藤圭子物語」「女心のうた」「マーガレット」
「演歌の星 藤圭子物語」「女心のうた」
「マーガレット」表紙


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