去る4/15(月)は Patriot Day(愛国者の日)
でした。
これが一体どんな日かと申しますと、
マサチューセッツ、メイン、ウィスコンシンの
３州で制定されている、４月第３月曜日の祝日。
アメリカ独立戦争の口火を切った1775年
4月19日のレキシントン・コンコードの戦いを
記念したものなのだとか。
でも現代のニューイングランド在住者には
250年も前の戦争うんぬんかんぬんよりも
ペイトリオットデイ ＝ ボストンマラソンの日
という認識の方が強いように感じます。
あれはわたしがボストンで大学に通っていた
石器時代のこと。
ボスマラ (響きがなんか…… ) のゴールから
たった１ブロックのところにある
コリアン・ジャパニーズレストランで、
３年間バイトしていました。
今はなきmy古巣
マラソンデイが近づいてくると、ジモティの
常連さんに混じって、見知らぬ顔がどどーんと
一気に増えたものでしたっけ。
マラソンに挑む選手だったり、家族や友人が
参加するので応援に駆けつけた人々だったり、
世界的に有名なレース見物を観光の目玉として
組み込んだ旅行者だったり、とにかく
街全体が浮き足立つボストン・春のランまつり、
それが Boston Marathon！
ただし大会当日を迎えると、フィニッシング・
ラインへの最後の直線コースとなる
Boylston Street は選手の花道として
がっちり封鎖されホコ天状態に。
最寄り駅で電車を降りてボイルストン通りの
反対っ側にある職場へは、いつもなら
道を渡って10秒でたどり着くのに
この日だけは１本脇のストリートをぐる〜んと
迂回させられるのが玉にきずでした。
あの日あの辺りのオフィスで働く方々は
おしなべて、通常より300〜500歩多く
歩かされていたはず。
Yes、ボストン・春の修行まつり！
ある年には、うちのレストランで
ジョンボッチュク (アワビのお粥) を２人前
ぺろりと平らげカーボチャージ完了✨と
ニコニコしていた韓国人ニイチャンが
翌日のマラソン終了後ローカルTV局の
インタビューに答えていたのを、たまたま
イブニングニュースで目撃しました。
自己ベストタイムを更新できました
これはひとえに、あのレストランで
食べたうまいチュク & キムチと、
優しく美しく真心あふれた日本人
サーバーさんのおかげであります。
ジンチャ カムサムニダ〜〜🙏
(後半は妄想です。)
はい？！
アンタ自身はこの国際的スポーツイベントに
参加したことがあるのか、ですって？
答えはもちろんノンです。
だいたいフルマラソン未経験者の場合、
一体全体どうやって大会参加資格(条件？)の
42.195kmを３時間50分以内で完走できる
( 女子: 45-49歳の部 )
を満たしているか否かわかるというのでしょう。
筋肉ルーレットにでも聞いてみろと？
こちとらその距離を無事歩ききれるかすら
怪しいんだぜ………？ 
フルマラソン未経験ならボスマラに出るな！ハッ😃
さてさて、長々と昔の記憶を垂れ流して
まいりました。
ここにきて俄然ボストンマラソンに
興味が湧いてきて、もう居ても立っても
いられないあなた！
インテリジェンスの化身・らけ@ボストンさんの
こちらの記事をぜひぜひご覧くださいませ。
歴史からレトリーバーまで完全網羅
なさっていて、
こりゃあ来年はおいらもいっちょ、走ってみるか！
な気分になることうけあいです♫
(自己責任・自己負担でどうぞ。)
スペンサーに会いに行きたくなるお❤️
↑この記事にインスパイアされて書いたのが
今回のブログだと思うと、恥ずかしすぎて
42.195kmを楽々駆け抜けてしまいそうです