こんばんは。脇田雄太です。
建築コストの上昇を背景に、建売住宅などの売れ行きが停滞気味な昨今ですが、いま九州や沖縄地方において
新築戸建の新たなトレンド 
があるのをご存知でしょうか？
これまでの新築業界では、
・高気密住宅
・デザイナーズ
・太陽光パネル
・オール電化
など、様々なトレンドが注目を集めてきましたが、今回は何か？というと
平 家 
歴史ファンなら思わず読み違えそうな二文字ですが、１階建ての戸建である「ひらや」なんです。
今なぜ、平家がトレンドなのか？
今日は、そんなテーマで書いてみたいと思います。
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昨日、長崎新聞のニュースでこんな報道がありました。
県内のプロパンガス販売大手であるチョープロが、長崎市郊外の戸石町で
平家専用の宅地を分譲
するとのこと。
約２万２千平方メートルの総面積に69区画を分譲し、新築する約30種類の間取りプランは
全て木造平屋 
になるそうです。
平家が立ち並ぶ街並みと言えば、高度成長期の社宅や公営住宅など古いイメージしかありませんが、最近はむしろトレンドになっているんですね。
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さらに、こんなデータもあります。
冒頭でも触れたように、九州や沖縄地方ではここ10年近くで
平家の新築が急増している 
というのです。
そのきっかけは、2016年に大きな被害をもたらした
熊本地震
震度6と震度7を立て続けに観測した熊本では、木造2階建ての住宅において
1階部分が押し潰される
という倒壊が数多く発生しました。
さらに近年は、台風による屋根や外壁の被害も増えています。
こうした経験から、再建築や新築で需要を増やしたのが、
シンプルで安定した構造 
を持つ平屋だったのです。
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そもそも平家は、地震に強いだけでなく
・建築費用が安価
・維持管理がしやすい
さらには、
・デザインの自由が高い
・そんなに部屋は要らない
・子供がいない or 少ない
といった、抱えるモノを持たないライフスタイルの変化も、人気の要因とされています。
確かに、三世代同居から核家族化へ、さらには少子高齢化が急速に進む日本の家族構成において、様々な点で
無駄の多い二階建て住宅 
が敬遠されつつあるのは、自然な流れだと言えるのかも知れません。
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一方、私たちが実践しているボロ物件投資においても、平家のメリットは数多くあります。
・物件価格が比較的安価
・リフォームが安く済む
・維持管理もしやすい
ため、特にDIY系の大家さんにはおすすめです。
また、賃貸運営においても大家族など、比較的広い家に住みたいニーズは取り込めませんが、その代わり
単身者やカップル
といった少人数世帯の需要があるため、賃貸運営自体も難しくないでしょう。
ただし、平家の築古物件は
簡素な造りで状態も良くない 
いわゆる安普請で、水洗化や修繕にコストがかかるケースもあります。
その点は、物件調査でしっかり把握しておいて下さい。
今日はこのへんで。
ではまた！
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〇場 所：センタラグランドホテル大阪
33階クルードデッキ
大阪市浪速区難波中2丁目11-50
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〇日 時：7月6日 (土) 18時〜20時 (予定)
〇場 所：すし土風炉 銀座一丁目店中央区銀座１丁目１０−６ 銀座ファーストビル B2F
「脇田」で予約取っています。
〇参加費：5,000円
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