ボロ物件の「和室」はそのまま？それとも「洋室化」すべき？

こんばんは。脇田雄太です。

みなさんは、ボロ物件における

和室のリフォーム

について、どのようにお考えでしょうか。

というのも、和室はどちらかというと、

古臭いイメージを与えかねない

存在であり、和室をどうするかによって

物件のイメージが大きく変わる

からなんです。

↑古臭いイメージを何とかしたいですね…

今日はそんな、和室のリフォームについて考えてみたいと思います。

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まず最初に、わたくし脇田自身が

和室をどうしているか？

というと、以前は、よほどきれいな和室でもない限り、

・畳を剥がしてフローリングに変え

・砂壁を削ってクロスを貼る

いわゆる「洋室化」を実践していました。

洋室化によって、ボロ物件の古さを封じ込め、

お客さんに喜んで入居してもらう

ことを、第一に考えていたのです。

↑砂壁のリフォームは結構大変です。

実際、私の洋室化リフォームは

・アパートなど間取りの少ない物件

・市内中心部に近い都会の物件

では、とても好評でした。

しかし、ある頃から私は

「物件によって、和室を残す戦略もアリでは？」

と、考えを改めるようになったんです。

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例えば、市内中心部からやや離れた、

部屋が多い大きめの戸建

などがそうです。

そのような物件は、元の家主さんがある程度の予算を掛けて新築した、

比較的立派な建物

であることが多く、部屋の多さはもちろん

インテリアにお金を掛けている

ケースが多いのです。

↑このぐらいキレイなら、畳の表替え＋αで済みそうです。

さらに、そういった豪華な家にもかかわらず、窓からの眺めを重視して

車道から離れた高台の階段立地

に建てられていたりすると、物件を売りに出しても人気がなく、

私たちが買える金額

で、売主さんが手放してくれたりするんですね。

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そういった郊外の物件を、

・高齢者さん

・ファミリー

向けにリフォームする際、私は

程度の良い和室を１〜２室残して、和室のままリフォームする

ようにしています。

↑以前にリフォームした戸建のプラン。２階の四畳半だけ和室を残しています。

例えば、和室でくつろぎながら、

「畳は気持ちが落ち着く」

「こたつで団欒したい」

「布団を敷いて寝たい」

といった、お客さんのニーズに応えるのです。

さらに最近は、「和モダン」という言葉があるように、

今風のおしゃれな和室

が、もてはやされる時代ですから、

予算がないから「そのまま和室」

という消極的なスタンスではなく、

積極的な「和モダン」化

という戦略も有効だと思います。

↑ちょっと派手目くらいが効果あり？

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ただし、和室をそのまま残そうと考えても、

・内装や建具の傷みがひどい場合

・シロアリなどの食害がある場合

は、思い切って洋室化した方がいいでしょう。

というのも、和室の原状回復リフォームは、

・畳の表替えや交換

・ヒノキなど柱の修繕

・劣化した砂壁の補修

など、専門職人さんの手作業に頼る部分が多く、

洋室化よりコストが高くつく

場合もあるからなんですね。

↑シロアリの食害がひどかった物件。畳も荒れています。

大工さんに相談するなどして、

このまま和室で行くか…

それとも洋室化すべきか…

コストと見た目のバランスを考えながら、リフォーム案を検討してみてください。

いかがだったでしょうか？

ではまた！

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