倭姫命002と003は豊鋤入姫命により天照大御神と巡幸された地でしたが、ここから倭姫命が辿ったとされる地を訪れます
倭姫命の巡幸は大神神社付近を発し、宇陀市の阿紀神社へと車を進める
訪れたのは2016年7月26日なのですが、写真は2度目に訪れた2019年12月14日のを含みます
倭姫命 004 阿紀神社
写真の左上に大神神社があり、中上に前回の初瀬、阿紀神社は右下となる
現在の道路をルートに定めると約13kmほどの距離で、国道166号の女寄峠を越えて宇陀に入り、カーナビだと大宇陀の街中手前の道路が指定されその指示通りに向かう
大宇陀は神武天皇でも名が出る地で、2000年近く昔より交通の要衝だったのでしょう
初瀬より車で15分ぐらいでしょうか
阿紀神社 あきじんじゃ
宇田秋宮 うたのあきのみや
奈良県宇陀市大宇陀迫間252
訪れた日:2016年07月23日
2019年12月14日
少し離れて阿紀神社を望む
神社手前に駐車場があり、5~6台は停められたと思います
入口にあったお手洗いを利用させていただき手を洗ったら、神社前を流れている本郷川に御手洗い場が設けられていた
トイレでお清め?をしたが再度、手を清める
川でのお清め御手洗場は、下の写真で鳥居をくぐって左手にありました
鳥居をくぐった境内はこんな感じ
左手は社務所、右手には能舞台、御本殿はその先に
阿紀神社では6月に薪能(蛍能)が行われるんだそうです
こちらが本殿
社務所と能舞台の間を通ると御本殿
参道から右へ直角に曲がりって建てられている
南に向かって建てられているだと思いきや、後に確認したら南より少し西へ傾いていました
先にも書きましたが、阿紀神社は2度訪れましたが、神職の方は不在みたいでした
でも社務所の軒先に阿紀神社の縁起や、倭姫命について書かれたパンフがあり、読んでみると阿紀神社近くに照巣という場所があるのですが、そちらについては別の機会のルポにて紹介します
境内社にも頭を下げ参拝を終える
2回訪れ、参拝する方はおられず
縁起を読むと倭姫命は、ここに4年間滞在されたんだそうです
ここは宇田秋宮とされる比定地と呼ばれ、豊鋤入姫命や倭姫命が天照大御神を祀った場所(宮)は特定されておらず、どこも比定地とされているため、「宮」は数多くあるんです
これが私の倭姫命の足跡を辿る旅をする目的が出来たって感じで、全国の倭姫命伝承地に訪れています