西側は言うことになんの整合性もなく、行き当たりばったりに話の方向性を「調整」するのに必死なようですが、ロシア側はみんなが同じ考えを共有し、今もその考えをまったく変えていないようです。

 

政治家だけではなく、前線での兵士たちの行動や言動、軍としての支援活動を見ていても、ロシアは自分たちの考え、あるいは開戦時のプーチン大統領の演説の内容に忠実に従っていることは一貫して明らかです。

 

 

(イメージ画像:ワシントンポスト、Juliana Kuznetsova、2019年 )

 

 

 

(出典:テレグラム、ウクライナ市民をサポートするロシア軍の様子。個別の写真はリンク先で)

 

 

 

【動画】

こちらはウクライナ北部で、食料品などの必需品を市民に手渡しているロシア軍の様子。

 

 

 

 

赤ちゃん連れの女性が持っている袋の中へ、ロシア軍兵士たちが次から次へと支給品を入れていく様子。赤ちゃんがいると、物がたくさん必要ですからね!

 

 

 

 

これは食料品を受け取りにきた、おばあちゃんの荷物を持つのを手伝い、おばあちゃんに合わせてゆっくりと歩くロシア軍兵士😻

 

 

 

 

(出典:テレグラムの動画

 

人員輸送用装甲車にウクライナ市民(女性やお年寄り、子供たち、さらにペットの犬も)を乗せて、安全な場所まで避難を手伝うロシア軍

 

装甲車から出てきた女性に向かって、ロシア軍兵士:「バッグは全部持ってますか~?忘れ物のないようにね!」

 

依然として、安全な場所へ避難する市民に対し、ウクライナ軍の残党が攻撃を仕掛けることもあるためだそう。動画には、ロシア軍であることを示す「Z」が書かれた普通の乗用車の姿も。

 

 

 

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★これはロシアとNATOの代理戦争

 

 

ロシア人ではないですが、ウクライナ在住で現地に家族もいる、アメリカ人作家ゴンザーロ・ライラ氏の今朝の一言。

 

 

 

 
ウクライナ軍はおそらくNATOの司令官によって指揮されていることに気がついた方はいますか?これ(ロシア・ウクライナ戦争)は実は、NATO対ロシアの戦争なのではないでしょうか?

考えてみてください。ウクライナ国軍の兵士はNATOの戦術と通信手段の訓練を受けていて、NATOの装備と武器を使っています。つまり、EU(または米国防省)にいるNATOの将官が、ウクライナ国軍を操縦するのは簡単だ、ということです。

そう考えると、ウクライナ国軍が受けている損失は実際にはNATOの損失だといえます。

ロシア軍は、民間インフラにできるだけ損害を与えないようにしているため、かなり不利な状態で戦っています。その上、防衛側に比べて極めて少数の軍隊で戦っているのですから、この点を理解することは重要なことです。

NATOがアメリカやヨーロッパの軍を投入してロシアと本気で戦争するつもりがないのは、これも理由の一つかもしれません。なぜなら彼ら(NATO)はすでにロシアと戦争状態にあるのですから。

その上でなお、(ウクライナ軍は)見事なまでに負けているのです。
 

 

 

 

 

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★ロシアの一般市民もそれは十分に承知

 

【動画】

 


☛ロシアの空港で見つけた、現地へ向かうロシア軍の志願兵の言葉
「私たちはウクライナと戦争しているわけではありません」

 

☛ロシアはウクライナと戦争している、と考えているのは欧米のマスコミ(とそれを信じている人たち)だけです。ロシアが戦っているのは欧米なのです。

 

 

 

インタビュアー:「セルゲイさん、志願兵ですか?どちらへ?」

志願兵の青年:「どこって、みんなが今まさに向かっている場所ですよ!(満面の笑顔で笑いながら)
私たちの母なる国へ、独裁者やドイツ、アメリカなど西側の占領者、つまりNATOの手から解放するために向かいます。

私たちそこに、私たちの母なる国ロシアを助けるために行くのです」

インタビュアー:「ではウクライナとの戦争に行くわけではないと」

青年:「もちろん違いますよ。どうしてウクライナと戦うんですか?ウクライナはスラブ民族の兄弟分なんですから

私たちが戦っているのは、アメリカとその属国です。(訳注:ロシアでは)みんなそれを理解しています」

青年:「いつもロシアを目の敵にして勝手にさせてくれない、あの西側の集合体と戦っているのです(笑)

私たちは、祖父がそうしたように母国のために戦っています。歴史が繰り返されるように。

プーチン大統領が言っていたようにこれは1945年の国境の問題であり、解放のための戦争です。

(世界中の)皆さんにも、すべてがすぐに明らかになるでしょう。しかし今のところは・・・ご存じの通りですけどね

(訳注:最後の部分は、西側メディアによって市民の考えが一方的に操作されていることを示しているのでしょう)

 

動画のこの青年は、ずっと笑顔のままで、時には笑いながら楽しそうに話していたのが印象的でした。

 

「解放のための戦争」なんて、以前なら戦争を美化するためのプロパガンダの言葉というイメージがありましたけど、実際の前線での状況を見ていると強く共感を感じます。

 

 

また、「1945年の国境」についての言及や、ウクライナをロシアの一部と考えているような表現がありますが、それについてはデイビッド・アイク氏がシェアしていたこちらの短い動画をご覧になるとよくご理解いただけるかと思います。

 

 

【地図で見る第二次大戦後のロシアVSNATOの勢力図】

 

 

1949年:

 

 

1973年:ロシアの西方を囲むようにNATOの青色が

 

 

2003年、NATOのパートナー国(水色の国、日本もこのパートナー国になっている)がかなり増えています

 

 

 

そしてこちらが2020年。

 

こうやってNATOのロシア包囲網(濃い青がNATO加盟国)ができていったということです。

 

プーチン大統領は、「NATOがこれ以上東に来てほしくない」と、ウクライナのNATO加盟に否定的でしたが、そういうことです。

 

西側メディアは「ロシアが侵略者」という考えに常に立っていますが、こうやってみると本当の侵略者はどちらかなのかは誰の目にも明白です。

 

 

 

元NATO事務総長「大統領就任からすぐに、プーチン大統領はNATOへの加盟を希望を表明していた」

 

 

 

2000年、プーチン大統領は、当時のNATO事務総長であったジョージ・ロバートソン氏に対し、「ロシアはいつになったらNATOに加盟できるのでしょうか。他の国よりも早く加盟したいのですが」とロシアのNATO加盟を認めるように求めていました。

 

しかしそこで、NATOも「実はNATOは、ロシア包囲網として作られたものだから無理です」とも言えなかったでしょうしね・・・・

 

ロシアがNATOに加盟していたら、そもそも今回の戦争もなかったでしょう。

 

 

 

 

 

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★チェチェン大統領:「ウクライナの人たちへ。チェチェンもロシアもあなた方を愛しています」

 

 

【動画】

 

 

 

ウクライナでの戦争について語る、チェチェン共和国の指導者ラムザン・カディロフ大統領
 

「親愛なるウクライナの人々よ、出てきてください。

そして状況を理解していないシャイターン(「悪魔」を示すイスラム名)たちに理解を求め、戦いをやめるか、ウクライナから去るように言ってください」

チェチェン人やロシア人、他の国から愛されていないなんて思わないでください。

みんな、あなた方を愛してます。誰も戦争は望んでいません

 

 

 

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★プーチン大統領の進軍開始時の演説通りに進む戦況

 

 

 

 

毎日の戦況を見ていても、ロシア軍全体がプーチン大統領の一言一句に忠実に動いていることは明らかです。

 

ウクライナ戦争はロシアにとって何なのかについても、この演説にある通り。

 

(抜粋)

NATOによるウクライナ領土の軍事開発は受け入れがたい

 

NATOは強硬化している。 NATOが軍備をさらに拡大し、ウクライナの領土を軍事的に開発し始めることは、私たちにとって受け入れがたい 。

 

しかし問題はNATOの組織自体にあるのではない。(NATOは)アメリカの対外政策の道具にすぎない。

 

アメリカとその同盟諸国にとって、これはいわゆるロシア封じ込め政策であり、明らかな地政学的配当 だ。

 

これは、私たちの国益に対してだけでなく、我が国家の存在、主権そのものに対する現実の脅威だ。 

 

目的はウクライナの“占領”ではなく、ロシアを守るため

 

現在起きていることは、ウクライナ国家やウクライナ人の利益を侵害したいという思いによるものではない

 

それは、ウクライナを人質にとり、我が国と我が国民に対し利用しようとしている者たちから、ロシア自身を守るためなのだ。

 

ウクライナ軍の軍人たちにも呼びかけなければならない。

親愛なる同志の皆さん。

 

あなたたちの父、祖父、曽祖父は、今のネオナチがウクライナで権力を掌握するためにナチと戦ったのではないし、私たち共通の祖国を守ったのでもない。

 

あなた方が忠誠を誓ったのは、ウクライナ国民に対してであり、ウクライナを略奪し国民を虐げている反人民的な集団に対してではない。

 

その(訳注:反人民的な政権の)犯罪的な命令に従わないでください。
直ちに武器を置き、家に帰るよう、あなた方に呼びかける。

はっきりさせておく。
この要求に応じるウクライナ軍の軍人はすべて、支障なく戦場を離れ、家族の元へ帰ることができる。

 

 

☛ プーチン大統領の言う通り、ロシア軍はウクライナ軍兵士に対し、様々な方法で投降を呼びかけ続けているのは、これまでの記事でもご説明した通りです。

 

その上でも、投降せずに市民を盾に攻撃、あるいは市民やロシア軍に攻撃を続ける狂信的なネオナチのウクライナ軍兵士に対しては、ロシア軍も容赦がないことは、ウクライナ市民だけでなく、近隣国の安全を考えれば当然の措置です。むしろ感謝しかないです。

 

 

戦争の捕虜の扱いを見ていても、プーチン氏の言葉を証明するように、投降したウクライナ軍兵士たちは人間らしい扱いを受けています。

 

中にはこれまでのウクライナ政府による「洗脳」にから目が覚めたのように態度を変える人も。

 

 

(出典:テレグラムの動画

 

ロシアに投降、あるいは身柄を拘束されたウクライナ軍兵士: 

アイーダ部隊のネオナチ戦闘部員が、8年以上に渡ってテロ攻撃を続けてきたドンバスの市民に向かって謝罪を求める

 

「ウクライナ国軍に従事したことを、私は後悔しています」