密接に関係している身体の不調と感情・思考
http://www.theobserversvoice.com/spiritualhumor/body-mind-connection/ より一部抜粋

 

 

 

 

 

身体に現れる症状と、それに関係している感情(考え方)

 

 

【頭】★頭が重い、頭痛、軽いうつ、緊張感、強迫観念
「問題が重くのしかかっている」「●●について考えるのを止めることができない」「すごくストレスを感じる」

 

【喉】★恐怖、怒り、切望
「あんなこと言うんじゃなかった」「どうせ言っても聞いてもらえない」「誰も私のことをわかってくれない」「みんな大嫌いだ」

 

【肩】★罪悪感、重荷、自己批判
「ぜんぶ私のせいだ」「私がやらなきゃ」「どれだけやっても足りない」

 

 

【胸部】★悲しみ、悲嘆、喪失感
「どうして私にこんなことが起こるんだ」「すべてを失った」「彼なしでは生きていけない」

 

【(女性の)胸】★女性性への信頼、子育てに関する感情、女性としての尊厳に関係する感情
「彼は私のことを美しいとは思っていない」「私はそこにいるだけで、いてもいなくてもいい」「子供が私のことを尊敬してくれない」

 

 

【背中(腰)】★不安感、誰からも応援してもらえない、失うことへの恐怖
「いつかは彼を失うだろう」「これは私の責任だ」「持っているものすべてをいつかは失うだろう」「誰か私のことを助けてくれたらいいのだけど」

 

【胃】緊張感、恐怖、不安
「どういうわけかリラックスできない」「あまり状況はよくないような」「どうしたらいいんだろう」

 

【脚】★激しい怒り、正義感、恨み
「私は騙されてたんだ」「これ以上、正当な評価を受けていないことに我慢しない」「彼のことは一生許さない」

 

【生殖器】★疲れ、恐怖、麻痺、自己価値の否定
「彼とのセックスは楽しめない」「セックスするたびに不安が起きる」「私には彼はふさわしくない(自虐的な意味で)」

 

【膝(ひざ)】★痛み、曲げることができない、慢性的な痛み
「行き詰った感じがする」「前に進めない」「人生が怖い」「私のお先は真っ暗だ」

 

【足首】★恥、失敗、悲観的(厭世観)
「彼女を失望させてしまった」「私には強さが足りない」「私は成功できない」「私はそれほどラッキーじゃない」

 

 

(翻訳終了)

 

 

 

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そして中国五行による、心と体(特に主要臓器)の相関性について基本的なところだけですが一部翻訳しました。

 

 

感情が病気を作る?中国医学の考えでは「当然」のこと
https://fiveseasonsmedicine.com/do-emotions-cause-disease-chinese-medicine/

 


感情は穏やかな心によって統治される
私たちの感情は自己完結的な各個人の「強さ」によって統治されますが、その強さは各個人の性質の深みから出てくるものです。空っぽで静かな心、クリアな思考により完璧な行動や天との本当のつながりがもたらされます。そして体内の気が規則的に動けるようになり、肉体や心、魂の健康が実現されるようになります。

 

心は体という王国の統治者
心は私たちの感情や知性、思考や魂です。私たちの体内のすべては心で、それを通して自己の存在を認識します。そして心は考えや知識、気づき、意識を発展させ、精神を構築するための内面のリアリティを育てます。

 

心があるからこそ、人間は自分の人生や運命に責任を持つことができ、自然の摂理に従って命を育む方法を知ることができます。

 

そうでない場合には、無秩序が起き、病気や寿命前の早逝をもたらします。自分の中の気の動きに秩序があるか、無秩序かは心次第だということです。

 

感情は外部の刺激によるもの
感情は外部のモノ、あるいはできごとによって触発されるもので、すぐに反応がおきます。たとえば魅力や抵抗感、愛やおそれ、高揚感や怒り、悲しみ、喜び、横柄、嫉妬など様々な感情が起こる可能性があります。

 

反応には個人差がある
外部からの刺激に対する反応(感情)は、各個人の自然な気質によって異なります。そして反応(感情)の性質から、自分の持つ心からの望みが人生の前進・発展に向かうものか、あるいはそれに反するのかを判断することができます。感情を表すのに、中国語で最もよく使われる文字「情(Qing)」には、自然の気質や傾向、感情、情熱などの意味があるのはそのためです。

 

感情は気の動き
それぞれの感情は、人間の中の特殊な性質の気や、気の動きを増加させます。古代中国では、すべての気の動きは分析され、特徴づけられ、陰陽や五行説によって分類化されていました。

 

 

 

(一部翻訳終了)

 

こちらはよく見る五行説に基づいた「ネガティブな感情(ストレス)と臓器の関係性の一覧」です。

 

 


ストレスと感情のサイクル

1. ストレスの発生

 

2. 器官:肝臓、胆のう
ストレス+怒り+嫉妬+妬み+焦り
身体の症状:・肝臓のコレステロール生成の増加
・胆液生成のバランスが崩れ、消化を阻害
・肝臓の血液が停滞し、身体の解毒機能が低下

 

3. 器官:心臓、小腸
ストレス+怒り+憎しみ+短気+残酷性
身体症状:動悸、高血圧、胸部の痛み

 

4. 器官:脾臓(ひぞう)、胃、膵臓(すいぞう)
ストレス+怒り+憎しみ+心配+不安+不信感
身体症状:消火不良、消化によって生じる排出物の除去が困難に

 

5. 器官:肺、大腸
感情:ストレス+怒り+不安+うつ+悲しみ
身体症状:呼吸困難、血中酸素の増加、便秘

 

6. 器官:腎臓、膀胱(ぼうこう) 
感情:ストレス+怒り+不安+うつ+悲しみ+恐怖
身体症状:原始エネルギーや性的エネルギーの喪失、身体の酸性化、神経系にストレス負荷、生命力の喪失

 

 

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上記のネガティブな感情と臓器の相関性については、同じような資料はたくさん見かけるのですが、こちらのポジティブな感情と肝臓の相関性の図もとてもおもしろいものです。

 

長くなりますので翻訳はしませんが、ご参考まで。

 

 

 

 

http://www.metaholistico.com/

 

 

 

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こういった考え方はチャクラの思想にも類似点が多く、ベースは世界共通なようです。

 

ただ上記記事にもあるように、個人差もあります。一般的な感情による身体反応ではなく、自分自身のユニークな反応のパターンを知る方法(マッピング)などもあるようです。

 

 

そういったマッピングの手法などを用いて、一定の感情に対して多くの人が感じる「体感」を標準化させた研究については、2014年のこちらの記事にまとめられています。

 

 

 

★感情が身体感覚に与える影響が視覚化される(2014年4月)

 

 

 

 

多くの文学作品で、身体的な反応(「●●のことを考えると、■■の胃がぎゅっと痛くなった」など)を描くことで逆に読者に登場人物の感情を生々しく表現されている場合がよくあります。最近までは息子の寝かしつけにハリポタシリーズを読んでいましたが、そこでもそういった表現がよく使われていました。

 

 

また各個人の性質・気質によって、たとえば慢性的な痛みの出る場所などが異なるのも、こういった考えをベースにすると頷けるものです。もちろん、外部からの刺激(できごとなど)によって各個人が感じる感情も異なるものですが、慢性的な痛みから逆に自分の考えの癖を見つけることができる場合もあるかもしれません。

 

 

たとえば国単位で考えてみると、日本では肩こりという症状は説明する必要のない常識的な症状ですが、イギリスに住んで驚いたのは、「肩こり」をぴったり表す言葉もないし、あまり誰も意識すらしていないことです。

 

【肩】★罪悪感、重荷、自己批判
「ぜんぶ私のせいだ」「私がやらなきゃ」「どれだけやっても足りない」

 

・・・とみると、確かにイギリス人と比較して日本人の性質を考えると、日本ではそういう考え方がとても強いように思われます。とはいえ、そういう「自分に厳しいストイックさ」は同時に、日本の強みを生み出す原点にもなっているのも事実。

 

ただそれが原因で体に不調が出るほどになるとやっかいなので、対応策なり、自分なりの限界点を決めるなりした方がいいかなとは思いますが。

 

 
逆に温泉に入るなどして、身体の緊張感を徹底的にほぐすことでも、同時に心もすっきり穏やかになります。体の不調を治したい場合は自分の感情を見直し、逆に自分の心の不調を整えたい場合には体レベルからのアプローチも考えた方がよさそうですね。