闘病されていたけれど、
お会いした時は少しも辛そうな様子は見せなくて憎まれ口ばかり。
刺されても死なないでしょ〜(笑)
と私も憎まれ口を叩きながら回復を願ってたけど、もう会えなくなるなんて思わなかった。
本日は告別式で千葉へ。
口は悪いけど人情味に溢れていて、
腕は確かなデザイナーさんで、
みんなに愛されていました。
音楽活動したての頃に素敵なフライヤーをデザインしてくれたりもしました。
お決まりのメンバーでの会合でも、顔を見れば罵り合って。
そのコントみたいなやり取りが楽しくて、わざと生意気を言ったりしました。
「コノヤロウ、クソガキが〜!」
ってまた言って欲しい。
粋で素直な人で、意外と周りに気を遣ってて。
大好きでした。
昨年の3月のまいどおおきにライブに来てくれて、大声で参加してくれたっけな。
ライブを観てもらったのはそれが最後でした。
入退院を繰り返していたけど、弱ってるところは見ちゃいけない気がして、「元気ですか?」と聞いたりしてたけど、入院中はお見舞いに一度も行きませんでした。
元気になってまたすぐ会えると思ってた。
会いにいけば良かった。
今日は、
近くの桜が満開で綺麗で、良く晴れてて。
棺には大好きだった戦車のプラモデルや、思いでの写真がたくさん。
趣味の山登りのウェアーを着て帽子も被って、
さー山登りするぞ!って感じで眠っていました。
喪主の息子さんが喋り方や仕草までもが生き写しのようにそっくりで、若返って生きかえったようでした。
これまた大好きだったビールを口元にちょんちょんとたくさん飲ませられて、
多分、
「溺れちまうだろうが!」とか
「山、登る前に酔ってどうする!」とか
空から笑ってる感じがしました
いっぱい相談にも乗ってもらったし、
みんなで楽しく呑んだりしましたね。
今日は泣かないようにしようと思ってたけど、
やっぱりだめでした。
ごめんなさい。
今も泣いてるし(笑)
4月3日、享年69歳。。
なるほど。
思えばかなりロックな生き方だったなぁ。
こだわりが強くて頑固で、天才的な面もあってある意味、本物のアーティストでした。
出逢えて良かった。
黒瀬さん、本当にありがとうございました!
どうかゆっくり休んでくださいね。
桜の季節にまた会いましょう。