伝統 小正月 繭玉に祈る今年の豊作 | わかの道楽

わかの道楽

写真を交え、
  日々の出来事を
    徒然なるままに綴ります。

 きょうは1月13日で、私の住む信州の朝の天気は、☁です。天気予報によりますと、冬型の気圧配置になり、強い寒気が流れ込む。信州は、午前中は曇りか雪、午後は雪か☔が降るところが多い。最高気温は平年並みの、6度前後になりそう。

 

 さて、新しい年2024(令和6)年が始まって、もうすぐ小正月です。

 

 「小正月」と言うと、頭に浮かぶのが「繭(まゆ)玉」です。

 

 繭玉は、柳の枝に餅や米の粉で作った丸い団子を付けたものです。

 

 その昔、

 蚕(かいこ)の繭の豊かな出来を願って作り、小正月に神棚などに飾っていたといいます。

 

 私の住む信州では、かつて養蚕(ようさん)が盛んで、各家々では「お蚕様」をたくさん飼育していました。そして、お蚕様が食べる桑の畑が、そこらじゅうにありました。

 

 そのお蚕様が口から糸をはき、それから作った生糸(きいと)は、かつて日本の輸出産業を支えていました。

 

 その生糸も、ナイロンなどの化学繊維に押され、すっかりすたれてしまいました。

 

 このような現状から、

 繭玉は、

 今では農作物の今年の豊かな実りを願い、軒先などに飾り付けています。

 民家に飾られた繭玉に、

 豊作を、祈りましょう。

 

 日本の伝統文化を、

 これからも、

 後世に伝えていきましょう。