科学としての政治 | 若狭勝オフィシャルブログ「法律家(Lawyer)、議員(Legislator)、そのL字路交差点に立って」Powered by Ameba

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科学という言葉を聞くと、多くの人は、科学、物理、化学等を分野とする
いわゆる「自然科学」のことを思い浮かべるのが通常だと思います。

 

しかし、こうした「自然科学」の分野だけではなく、
人間社会には、「社会科学」という分野もあります。
「社会科学」とは、政治、経済、法律等をその領域とするものです。

 

「科学」という以上、社会科学の分野においても、
当然のことながら、論理的な面が必要なのであり、
一時的な感情等で判断してはならないものです。

 

例えば、裁判に出廷した弁護士が裁判官に対し、乱暴な言葉を繰り返したからといって、
裁判官が感情的になって被告人に対する有罪判決を安易に出してはいけないのであり、
証拠に基づき、論理や経験則に従って、合理的に事実認定をしなければなりません。

 

さて、いよいよ都知事選が始まります。
大事なことは、都民目線だと思います。
都民のために、冷静にしっかりとした選挙戦が望まれます。

 

選挙を含めた政治も、まさに社会科学の一つだと思うからです。