黒色好きな政治家は悪か、それとも信頼の証か。 | 若狭勝オフィシャルブログ「法律家(Lawyer)、議員(Legislator)、そのL字路交差点に立って」Powered by Ameba

若狭勝オフィシャルブログ「法律家(Lawyer)、議員(Legislator)、そのL字路交差点に立って」Powered by Ameba

若狭勝オフィシャルブログ「法律家(Lawyer)、議員(Legislator)、そのL字路交差点に立って」Powered by Ameba

暑さ寒さも彼岸まで、と言われるとおり、東京はすっかり春めいてきました。
それどころか、少し暖かになると、地下鉄の車内では、早速、冷房が入るほどです。

電車内でコートを脱ぐ人が多くなって気付いたのですが、
就職活動中と思われる学生が目立ってきました。
そう言えば、3月から会社説明会が解禁されましたからね。

男子大学生のスーツ姿は、それほど目立たないのですが、
女子学生のダークなスーツ姿は、なぜか意外と目に付き、
ひと目で就活中なのだと分かります。

こうも黒系一色に統一された女性のリクルート・ルックは、
ある意味、異様ですらあります。

ところで、この黒色というのは、他のどんな色と混ぜても、黒のままであり、
何色にも染まらない、他からの影響・支配を受けないという意味もあります。
例えば、公正であるべき裁判官が法廷で着用する法服(ガウン)が黒色なのも
そのせいです。


かように、黒色には、ある意味、軸足がしっかりとしていて
他から不当な影響を受けないという優れた意味があります。

その意味では、まさしく、政治家は、本来、「千万人と雖も我往かん」との精神で、
国民にとって正しいと思うことは、他からの不当な影響を受けないという観点から、
黒色は大変マッチしているはずです。

もっとも、「私は黒を標榜する政治家です」と宣言すると、
何か不正を働いていると思われがちです。
また、黒色は、確かに、少しぐらい汚れたところで、目立たないという面も
ありますので、政治家と黒色とは必ずしもフィットしないかもしれまん。

かくして、「黒色の政治家です」と、私は宣言できないものの、
このブログのテーマである「L字路交差点に立つ」者として、
軸足だけはしっかりとさせ、不当な影響を受けることなく、
よりよき政治の実現に尽力したいと思います。