写真は、今から10年以上前の愛車です。
このバイク、盗まれました。
犯人よ、バカヤロー!
ところで、「一本橋」(いっぽんばし)と聞いて、ピンとくる人は、
私と同じく、オートバイに乗られる方だと思います。
自動二輪車の運転免許試験の実技科目の1つに、
幅30センチ、長さ15メートルの板状の上を横に落ちずに、
しかも、できるだけゆっくり走り抜けるという難関があります。
要は、バランスを図るテストです。
私は、普通二輪自動車だけではなく、大型二輪自動車の実技試験も
受けているので、数限りなくこの「一本橋」にチャレンジしていますが、
必ずしも得手ではありませんでした。
そのうち、コツが分かりました。
すぐ近くや下を見ず、ひたすらドンと構えて、
まっすぐに前方を見据えるというものです。
政治は、いわば、この一本橋の連続のようなものです。
すぐ間近ばかり見ていると、「一本橋」から落ちてしまいます。
例えば、国家の財政は、財政規律を図る必要があるからといって、
安易に消費税を増税して、景気を冷やしてしまったのでは、
税収も減ってしまい、元も子もない結果になってしまいます。
だから、政治には、財政規律、景気、税収という様々な
要因間の高度な調整、バランスとりが求められます。
日本よ、「一本橋」から落ちずに、やがては、
到達点にたどり着く社会を目指せ!