本格的な受験シーズンが到来してきました。
電車内で、受験生らしき中高生同士が互いに問題を出し合って、
試験勉強している光景を目にすることがあります。
聞くとはなしにその声が耳に入ってきます。
「イイハコ、1185年に頼朝が全国に守護・地頭を置いて、鎌倉幕府が出来たから……」
そうなんです、今の教科書は、我われ世代が習った
「イイクニつくろう鎌倉幕府」の1192年ではないのです !?
いずれにしても、時空を超え、象徴的に語呂合わせで語られるのは、
その年が歴史的に見て、ターニングポイントなのだからです。
いよいよ2020年に日本でオリンピック・パラリンピックを開催します。
まさに、鎌倉幕府の語呂を借りれば、イイハコを造るために、
神宮外苑にあった国立競技場や日本青年館を取り壊し、
渋谷公会堂など多くの会場施設が改修工事に入ります。
今後4年の間に、長持ちするイイハコとよい環境を造っていただき、
未来の日本人が、東京オリパラの年を振り返るとき、
2020(ニホンマル ニホンマル)
と口ずさみ、日本の復興を世界へ発信できた最高の年だったと評価できるよう、
官民あげ、テロ対策も含めて、万全の準備をしていきたいと思います。