こんにちは、始めまして。しんじゅと申します。
春からわかりやすいプロジェクト高校生チームに所属することになりました。福島の高校二年生です。「ものづくり」に興味があり、学校ではエネルギーの地産地消に関する研究をしています。
現代社会は、電気なしでは成り立たないほど電力エネルギーに依存しています。その中で次々に浮かび上がってくるエネルギー問題と称される多種多様な問題は、電気に依存する社会の構造そのものが問題解決を阻んでいるところがあり、結果的に、問題解決が先送りされ、矛盾が積みあがってしまったのではないでしょうか。
現代社会の構造を学ぶうち、僕はこんな思いを募らせるばかりでした。
身近に感じられる端的な状況としても、課題が多い再生可能エネルギーの普及促進の動き、これを阻むような旧態依然とした日本の電力事業の仕組み、崩れてしまった原発の「安全神話」、そして、学術的な視点に基づかず安直にさえ見える言説の蓄積、などなど・・・挙げてゆけばきりがありません。
現代社会の構造を学ぶうち、僕はこんな思いを募らせるばかりでした。
身近に感じられる端的な状況としても、課題が多い再生可能エネルギーの普及促進の動き、これを阻むような旧態依然とした日本の電力事業の仕組み、崩れてしまった原発の「安全神話」、そして、学術的な視点に基づかず安直にさえ見える言説の蓄積、などなど・・・挙げてゆけばきりがありません。
この状況を変えるには、まず、個人が正しい知識を得ることができるようになること、また、立場で争うのではなく、自由な考えの交換が気軽に可能であること、そのような機会を誰かが作っていくしかない、と僕は考えています。
特に、実際に僕が行動を起こすうえで大きな転機となったのは、原発事故後に地域間の「情報格差」を目の当たりにしたことです。学校で参加したいくつかの研修を通して、海外と国内、県外と県内、それどころか、身近な隣人それぞれの間にも、放射線防護や電力融通の実態に関して、人々の持つ情報に無視できない差があることに気づき始めました。そんな折、石橋さんに出会い、この企画を知ることとなったのです。
微力ながら、わかりやすいプロジェクトをより多くの方に親しんでいただけるものにするために、精一杯の活動に取り組みたく思います。
どうぞよろしくお願いします!