最近、がん関連で興味を惹かれたのは | 寄り道ダイアリー

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免疫療法、固形がんに効く新手法 山口大、マウス実験

 
 
 
 
 
 
 
この三つ。
まず、山口大。
免疫療法の、「CAR-T療法」を改良し、固形がんに効果を高めると。
そうですね、免疫療法といえば、やはり血液がんに対して効果がある、固形がんには今のところ効果なし、という認識でした。
でも、たしかに固形がんにたいする免疫療法の臨床試験・治験は実施中、準備中を含めて数件あります。
数件…
日本は少ないです。
だいたい、がん関連の免疫療法自体の試験も30数件とか…
世界的には2500件を超えてるようですから。
まあ、単純に数だけの比較ですが。
 
さて、がんウイルス療法。
これも免疫療法ですね。
私が衝撃を受けたのは、アメリカの白血病のお子さんに、エイズウイルス(そのものとは違いますが)を投与したら、腫瘍が消失した。
ほか数名にも投与したら、やっぱり消えた、という、数年前の記事。
その後どうだったかは調べていないので(すみません)不明ですが。
 
 
腫瘍溶解性ウイルスを用いた治療法も、免疫療法の一部とする研究者もいて、免疫系に作用して治療するというのは確かですが、なにせウイルスを遺伝子操作して、改変するわけで。
じゃあ、がんだけではなくて身体全体にとってどう影響するのかとか、その作用機序はどうなっているのか、とかまだ良く分からないこともあるようです。
 
なんだか、たった数年で色々な治療法が研究者され、試験されていくのですね。
しかし、ここからの道のりが遠い。(と思う)
でも、次の世代にはきっと!
そう思うと、遠い光でも心強いな。