肺転移(再々発)① | 寄り道ダイアリー

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さて、重粒子線治療を2015年12月に終えて、その後は地元・札幌の病院で毎月の血液検査と数ヶ月おきの千葉でのCTやMRI検査を続けました。

 
あれ、毎回ドキドキがハンパじゃないですよね。
 
そうこうしているうちに2016年の春になり、夏が来て。
忘れもしない8月の千葉での検査のために、首都高を夫とレンタカーで走っていたときのことです。
 
O先生からメッセージがきました。
 
「急遽、CTに変更して胸部も検査したい」とのこと。
私は「あー、肺だな」とピーンときたのですが、夫が焦りまくってしまって…
かわいそうでしたが、思っていることを言いました。
 
検査を終えて先生とお話しすると、やっぱり肺転移。
右下葉に一つ。
 
またか、とは思ったけれど「手術はできる」と思いました。
いろいろあって、東京の病院で胸腔鏡手術。
 
とても良い先生で、早い早い。
「すぐに終わる手術なので、来週やりましょう。」って言って、その場で手術室の予約して、それもその日はいっぱいなのにもかかわらず、1時間だけ使いたいとか言うし!
マジか!
 
おまけに、初診のその日にレントゲンとCT撮って。
念のため、後日PET検査。
 
私は病院というのは、何をするにも待たされて、時間がかかって、とにかく予約をしてから次に進むものだと思っていました。
なんか、すごい。
 
すごいのはそれだけじゃなかったんです。
 
まず、「術後1時間で歩けたら歩いてね。」
「え…😮」
はい。1時間とはいきませんでしたが、しっかり歩きました。
「どんどん歩いてね。肺の機能を早く取り戻そう!あと、もう少し痩せましょう。負担かかるから。」
ニコニコしておっしゃるわけです(笑)
 
翌朝の回診で、他の外科の先生が3人来たんだけど、
「もう歩いたんですよね?さすがO先生だ。」
「やあ、O先生すごいわー」とか言ってる。
(この胸部外科の先生もO先生といいます)
 
千葉のO先生といい、胸部外科のO先生といい、アグレッシブです。
 
そして、念のためにしたPET-CTでまたもや見つかってしまったのです。
 
右肺門リンパ節に、とんでもなく高い集積がありました。