兵庫県西宮市にある廣田神社にお参りしてきました。

 

近くの学校に通っていたので、小さいころから何度も訪れた神社ですが、その頃は由緒や御祭神のことなども何も知らずでした。

 

数年前にブログ記事を書いていました下矢印

 

 

一の鳥居は木造で本殿から約500メートルほど南にあり、両脇に松並木と灯篭の並ぶ綺麗な参道が続いています。

 

二の鳥居は石造りで、この脇に参拝者用の駐車場があります。

 

 

鳥居をくぐると石畳の綺麗な参道になります。

注連縄の両柱には「官幣大社」「廣田神社」の文字が。

 

 

この先、参道が右手に続いていて、狛犬さんが迎えてくれます。

 

 

愛嬌のあるお顔の狛犬さん。

 

 

 

本殿は伊勢神宮荒祭宮の旧社殿を移築したそうですが、火災で焼失。現在の本殿は1984年(昭和59年)に再興されました。

 

 

由緒書も碑になっています。

 

 

御祭神は、

天照大御神之荒御魂こと

撞賢木厳之御魂天疎向津媛命(つきさかきいつのみたまあまさかるむかつひめのみこと)

別名 瀬織津姫命

 

 

神功皇后に「荒魂を皇居の近くに置くのは良くない。広田国に置くのが良い」と天照大神の託宣があり、山背根子の娘の葉山媛に天照大神の荒魂を祀らせたのが興りとのこと。

 

 

古くは、廣田神社のことを、京の都から西方にある特別に重要な神社という意味で【西宮】と呼んでいたそうです。それが一体の地名となり、西宮市になりました。

 

 

本殿中央は、天照大御神荒魂(向津姫=瀬織津姫)をお祀りし、右手の脇殿には住吉大神・八幡大神(応神天皇)、左手の脇殿には諏訪建御名方大神・高皇産霊大神が鎮座まします。

 

 

境内摂社として、

葉山媛命をお祀りする齋殿神社

伊和志豆之大神をお祀りする伊和志豆神社

 

 

境内末社として、

五末社(八坂神社・子安神社・春日神社・地神社・稲荷神社)と松尾神社

 

 

かつては向津峰と呼ばれた六甲山全山が廣田神社の社領だったようです。

先日お参りした六甲比女大善神社も、廣田神社の奥宮だったと考えられています。

 

 

絵馬堂には、阪神タイガースのパネルも掲示されていました。

 

 

授与所で御朱印をいただきました。

 

 

街中にあるにも関わらず、一帯は緑に囲まれていて、遠く鳥の声などもよく聞こえて別世界のよう。

境内は清々しく清められた印象で、明るくパワーに満ちています。

 

朝早くからたくさんのお参りの方が来られていました。

 

 

おまけ

神社周辺の太古の予想地図がとても興味深かったです。