愛しくてさみしい | ラーテル和香~三毛猫ゴロン嬢との日々!時々受験生

ラーテル和香~三毛猫ゴロン嬢との日々!時々受験生

還暦まで3年。「脳の可塑性」を信じ、算数と音楽と笑いでリハビリ職を目指す 素浪人です。表の顔は老舗中小企業で役員と従業員の間挟まれた中間平社員。動物病院の夜間ボランティアしてます。そこで巡り合った被災地福島県大熊町から来た猫 ゴロン嬢と暮らしてます。

周りにお見合いで結婚した人、いる?

います。

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう


いきなりですが
わたくしは 人間という着ぐるみを借りてる
魂です

だからいつか この着ぐるみを貸し主に
返す日が来ます

それは命あるもの 全てにあたります



昔から 
何かを始めると
その終わりを想像して
どよん  
となっておりました

公園でブランコ漕いでると
夕方
キラキラした東京タワーが目に入り
太陽の光が見えなくなり
もう 帰らなきゃいけないと思うと
悲しくて うるっときてました

今日はおしまい( おしまい…かあ)


友だちが出来ると
いつか この子とさよならする日が
くるんだなー

とか

鳥を飼い始めると
ハムスター飼い始めると
金魚を飼い始めると
ネコを飼い始めると
絶対やってくる

死ぬこと

必ず来るさよならがよぎって
心 痛くて さみしくて

でも 幼い頃は
楽しい方が優っていたから
 さよならのことは
ふっと  うやむやにできていた


だがしかし

最近は 違う!

正確に言うと
2011年の震災の日から
わたくしは折り返した感じがする

死がわたくしの心の真ん中に座った
死に向けて どう仕舞いをつけていくか
それがわたくしのテーマになった




今年6月に
福島県原発のある町で被災したネコ
ゴロン嬢と
動物病院ボランティアで知り合い
彼女を引き取るか沢山考えた

やはり わたくしには
いつかくる肉体という着ぐるみとの別れに
覚悟を決め
耐えられるのかが不安で不安でね

わたくしってこんなことに悩む性質だったかしらと
自分自身初めての揺らぎに驚いた



ゴロン嬢と過ごすようになって
2週間

こんな楽しい時間は限られており
刻一刻と
魂に還る日に向かっているんだ

と考えただけで
何もかもが愛しくて 泣けるぅ
触れている
見えている
聴くことができる
噛まれて 腕に穴が開いて血が出てくる
わたくしの腕に
ゴロンの爪跡がたくさんつくようになった
(汚いなあ)

夜 寝てたら
みぞおちに5.5キロのゴロンちゃんが
ダイブしてきた

快便のゴロンが
トイレ砂をリズミカルに掘り掘りしている


何もかもが愛しいし

ひゃあ なんか泣ける

確実に魂になる日に向かってる
そりゃわかってるんだ
わかってるんだが



前のわたくしより
なんか 心が震え易くなったのかなあ


なんだろうなー





さ、ボクシングしてきまーす