London 遠征記 | 土田和歌子オフィシャルブログ「Wako☆blog」Powered by Ameba

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妻であり、母であり、アスリートである、パラリンピック金メダリスト土田和歌子のオフィシャルブログ

更新がだいぶ遅れてしまいましたが・・・

ロンドン遠征の記録ですUP





ロンドンには

レースの2日前に到着飛行機

火山灰の影響で渡航の難色を示していたフライトも

幸いなことに変更することなく、事態は終息を迎え、

予定していた日にカウンターもOPENしたことで、

到着時刻は2時間ほど遅れましたが、

それ以外はスムーズにロンドンに入ることができましたほっ






そして、到着して間もなくすると、

滞在するホテルの前でエリート選手の撮影が行われましたパシャ






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【左からクート選手・洞ノ上選手・副島選手・デイビット選手

アマンダ選手・わたし・シェリー選手】





またその後はプレスカンファレンスがありマイク

それぞれ大会の抱負と質問を受けました。

(こちらは男子のカンファレンス風景)

          

          ↓↓↓


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【左からデイビット選手・副島選手・洞ノ上選手・クート選手】





このようにエリート選手の務めは、

いろいろとある訳ですが・・・

選手として、それぞれの想いを発信できる機会であり、

誇らしいことであるわたしは思いますthink





日本人として、母国の文化を誇りに思いますが、

日本の特性、特徴である謙遜なコメントは、

海外では中々伝わりにくく、

こういった場では必要ないこともあります。





競技を始めて一番最初に経験した時は、

自分の気持ちを上手に伝えることができなくて、

困惑したことを、今でもよーく覚えていて・・・

苦い思い出ですわsei





今は英語でスピーチできないけれど、

「いつかはできるようになりたい」と強く思っていますgo!







そしてレースの日走る人






曇り空でした。

そして事前には午前10時にシャワーという情報もあって・・・

雨の場合を想定して、

松脂(車輪を回すハンドリムの滑り止め)の準備をしました。






しかし・・・ウォーミングアップをしていたら、ポツポツと雨がぴちょんくん。。。

そして次第に強くなり、

一時、テント内に避難しましたが、

スタート時間となり、一斉にスタートラインへ移動しましたaya






いきなりの激しい雨、それに打たれて寒さに震えながら、スタートドン







スタート直後は前回の優勝者アマンダ選手、サンドラ選手につづき、3番手につきましたが、

グローブとリングのスリップが少しあって、今一、スピードにのらなかったけれど、、

2Kほど進むと段々と馴染んできたので、

少しだけスピードUPしましたGO

そこで後続と離れたことがわかったので、

一人旅になるけれど、行けるところまで、そのまま行こうと走っておりました。






すると、10K地点を過ぎた頃、

アマンダ選手が他の女子選手を引き連れて追いついてきましたキター!!






そこからはコース的に、誰が仕掛けても逃げ場はなく、

混戦になることが予測できたので、

ほとんどアマンダ選手とわたしで先頭ローテーションしながら、

5人集団で走っていました。





そんな中で、もともと路面状況も悪いコースに加え、

雨が降ったこともあり、Wheelchairは、パンクする選手が続出。

男子も女子も活躍を期待されたトップ選手や地元選手も・・・脱落落ちる





わたしは幸いにもトラブルなく、

またデフェンディングチャンピオンのアマンダ選手と

前々回の優勝者サンドラ選手との接戦で、

優勝を手に入れることができたことは、何よりの収穫でした。

でも・・・まだまだ完全なる勝利を手に入れるためには、

修業が必要であると感じました。



【ゴール直前の動画です。】






トラブルがありながらも克服し、

目標には届かなかったけれどゴールした選手、

物理的に途中棄権となった選手、

と・・・さまざまな結末でありましたが、

この経験が、きっとこの先の未来につながっていることでしょう。





いつも、レースは 「生き物である」 とわたしは思っています。





生き物を支配できる選手なんて、本当はいないのかも知れない。

それでも、目指すものは高くていいビックリマーク

成されなくても、成すための努力が、

きっと次に繋がっているものと信じて、取り組んでいきたいものです。






また今回、素敵な方々とお会いする機会をいただきましたおぉ!





プロカメラマン望月次郎さん。





以前も何度か撮影していただいておりますが、

海外でご活躍されている方で、なかなかお目に掛かることが出来ませんさくら






しかしこういった場面で、再会することができ、

また走った記録として画像を残していただけるのは、

本当にありがたいことです感謝






その一部をご紹介します↓




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レース風景↓


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ゴールシーン↓


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表彰式花束


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セレモニーで王冠


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そしてここからは

エライ違いでお恥ずかしい限りですが(笑)・・・

わたしの携帯画像です。






ゴール後に、バスで移動し、、

船舶に乗り換え、滞在先のホテルへ向かう途中↓


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船の中はこうなっています。

かなり、ゴージャスでした超↓↓


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きれいな夕日だったので思わず一枚きらきら


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またレース後の夜。

大会関係者、エリート選手が集うパーティーで、

ランナーの赤羽有紀子選手 とご主人にお会いすることができました。

おふたりにも我が息子と同じ年齢のお子様がおられます。


           ↓↓


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最後に

大変お世話になった大会関係者のミッシェルさんと↓↓



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そしてそして、

このボストン&ロンドンの遠征に際し、

渡航関連や大会組織の方とのコンタクトをはかり、

ご尽力いただいた輿品さん。



ボストンでは

通訳のKey さんをはじめ、サポートいただいた皆さん。



ロンドンでは

思いがけず、通訳としてお手伝いただくことになった現地滞在の平山さん。


私が 「走ることができる」 のは、

家族の力と、たくさんの人々に支えられているからです。




本当に本当にありがとうございましたぺこり





また次の目標に向けて取り組んでいきますので、

今後ともどうぞよろしくお願いしますおねがい