不満、怒り、イライラ、悲しみの本当の理由 | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

子どもの気持ちに寄り添いながら
親も子どももハッピーになれる目からウロコの考え方や
発達障害特有の生きづらさを改善するためのシンプルなエクササイズ
お子さんが驚くほど変わる接し方や親の心の持ち方など
私が知る限りの情報をお伝えします

こんにちは!

私がブログを通して、日本の皆様へ伝えたい!
と思ったきっかけとなった

目からウロコが落ちる
自閉症スペクトラムや発達に凸凹があるお子さんへの接し方について

 

説明している記事を

「子ともに寄り添う育て方」

「私の師匠」

「私の体験記」という

3テーマにまとめました。


私の根本はここですので、
ぜひ、このテーマの記事を読んでいただきたいです。
*********************

 

今日は  おとといと昨日の記事の続きになります。

 

 

 

本題に入る前に

 

昨日の「ママががんばるのがよくない訳」↑で

 

もしかしたら

 

「そんなこと言ったって

 

やらなきゃいけないこと山積みだもん

 

頑張らないわけ 行かないよ!!」プンプン

 

と感じた方もいらっしゃるかな~?と

 

ふと思いましたので

 

それに関してひとこと。。。

 

 

基本的には

 

やらなくてはならないこと

 

といのは ほとんど存在しなくて

 

私たちが「やらなくてはならない」と

 

思っていることは

 

「やらないと 後からもっと面倒なことになるから

 

それを避けるために やる。」

 

という選択を自らしています。

 

嫌だと思っていることでも

 

実際は自分で選んで 

 

やっているわけです。

 

そこをちゃんと認識して

 

自分の心の持ち方を変えると

 

大分違います。

 

例えば 夜 疲れているのに

 

食器を洗わないといけない

 

と思ってイヤイヤやると

 

「頑張らないといけない」けれど

 

同じことをするのでも

 

別に今 食器洗わなくたって死なないけど

 

明日の朝 起きた時に

 

シンクがすっきりきれいだと

 

気持ちいいから

 

今 食器洗っちゃおう。

 

と思うだけで 気分が全然違うし

 

例えば 同じ食器洗いでも

 

災害でずっと水道がとまって

 

1週間後にはじめて

 

水道が使えるようになった後ならば

 

「うわー、食器が洗えてうれしい!」

 

となりますよね。

 

自分の脳内トークを

 

I should/ I have to 

(~すべき、~しないといけない) から

 

I choose to

(自分で選んで~をする) とか

 

I get to

(~することができる Canとは違うニュアンスね。 

~させてもらうことができる とか 

~する権利がある って言った方が近いかな??) に

 

変換するだけで 

 

ストレスレベルは激減しますよ。

 

***************

さて 本題に戻ります。ニコニコ

 

私がこちらの記事で↓

 

 

 

自分を例にあげた 

 

息子が私の言うことを聞かない

 

ということに私がキレる 

 

という 私が抱えていた悩みを

 

ひも解いていくと、

 

その根底にあったのは

 

 

 

私は受け入れられていない。


私の意見は聞き入れてもらえない。


私にはそういう価値がない。


私は愛されたり認められたりする価値がない。

 


私は意見を聞き入れてもらう価値がない。


といった思い込みがあった

 

と書きましたが、

 

 

多分その思い込みは 

 

私が2歳半の時に妹が生まれて、

 

妹がつれ舌で

 

おっぱいがうまく飲めなくて、

 

いつもいつも泣いていて、

 

夜も寝なくて、

 

母以外の人は

 

全く受け付けないので

 

誰にも頼ることができなかった母が

 

疲労困憊していた時期に

 

植え付けられたのではないかと思います。


母は私をとても気遣ってくれて、

 

いつも私に「ごめんね。」「ありがとうね。」

 

と声をかけてくれていました。 


2歳半だったけれど 

 

多分 妹に手がかかることはわかったし、

 

母が悪いわけでも 

 

妹が悪いわけでも、

 

ましてや自分が悪いなんて 

 

全く思ってはいませんでした。。。 

 

顕在意識では。。。ね。



でも 

 

多分その時の幼い私は 

 

その時 

 

母に甘えたくても甘えられなかった。

 

わがままを言いたくても言えなかった。

 

母と妹のために 

 

いい子でいなければならないと思った。

 

その寂しさや悲しさに 

 

意味づけをするために、

「私よりも妹の方が大事な存在だから

 

私は 妹のように泣き叫んで

 

母を困らせたら 

 

愛してはもらえない。 

 

私はいい子にしていなければいけなくて、

 

ありのままの自分では 

 

愛されたり、認められたり、

 

主張を聞いてもらえる

 

価値がない人間なんだ。」


という訳の分からないロジックを 

 

勝手に作り出して 

 

自分の潜在意識に

 

刷り込んでしまったのだと思います。



そして 

 

そのまま 50歳になるまで 

 

その刷り込まれた思い込みを

 

背負っていることを知らずに

 

生きてきました。 

 

 

特に生きづらいとか思ったことは

 

一度もないです。 

 

波風のたたない 平和な家庭でしたし

 

両親にも愛されて育ったし

 

妹との関係も 今でもとてもいいです。

 

逆に私は

 

恵まれていると思っていましたし、

 

実際 恵まれていたと思います。 


でも、

 

その論理的におかしな思い込みに気づいて 

 

それを上書きしてからは、 

 

すごく気持ちが楽になって 

 

自分に自信が持てるようになったし

 

キレることがほぼなくなったし、

 

「いい子でいなければ。

 

いい人でいなければいけない。」という 

 

自分で勝手に背負い込んだ

 

プレッシャーがなくなって

 

(全部はなくなっていないです。今でも 家事をほったらかしで勉強していたりブログ書いていたりする日が続いたり、朝早く起きられなかったり 昼寝をしてしまったりすると 勝手に罪悪感を感じます。 家族は誰も何も思っていないみたいなのに。。。 今 この思い込みを外して もっと楽になろうと企んでいます。) 

 

とても楽になりました。


******

おまけ

 

今日 お友達に教えてもらって

 

The Wisdom of Trauma という映画を

 

オンラインで観ました。

 

Gabor Mateという医師の映画です。

 

トラウマや 私が記事にしているような

 

ネガティブな思い込みが

 

どれだけ人の人生や

 

健康にまで 悪影響を及ぼすか

 

分かりやすく 説明されていて

 

目から鱗が落ちる 内容でした。

 

私が乳がんになった訳も 

 

なんか 納得しちゃいました。

 

In my view, people that develop cancer tend to be nice people who are more concerned with the emotional needs of others than their own. either have a hard time expressing healthy anger. And also they have this belief that there must not disappoint anybody. 
 

という部分があって、

 

がんになる人の多くは

 

ナイスな人で

 

自分の感情的なニーズよりも

 

人の感情的なニーズを

 

優先させてしまって

 

なかなか 健全な怒りを 

 

表現できない人で

 

周りの人を誰も

 

がっかりさせてはいけない

 

と思っている人だと

 

Dr.Mateは話しています。

 

上に書いた 私の思い込みを見れば

 

私もがんになりやすい

 

思い込みを背負っていたんだということが

 

分かりますよね。

 

残念ながら 日本語訳はまだないですが

 

英語で見たい方

 

アメリカの東海岸時間の

 

6月14日の朝10時まで

 

無料で見ることができます。

 

メルアドを登録すると

 

映画のリンクが送られてきます。

https://wisdomoftrauma.com

 

続きはこちら。

 

 

読んでいただいてありがとうございます。

応援してくれる方はこちらの2つをクリックしていただけると嬉しいです。 ランキングが表示された後に出る一覧からまた私のブログのリンクをクリックしてくれたりしたら ものすごーく喜びます。


自閉症児育児ランキング

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村