問題行動で幼稚園をやめた5歳児  その2 | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

子どもの気持ちに寄り添いながら
親も子どももハッピーになれる目からウロコの考え方や
発達障害特有の生きづらさを改善するためのシンプルなエクササイズ
お子さんが驚くほど変わる接し方や親の心の持ち方など
私が知る限りの情報をお伝えします

私がブログを通して、日本の皆様へ伝えたい!
と思ったきっかけとなった

目からウロコが落ちる
自閉症スペクトラムや発達に凸凹があるお子さんへの接し方について
説明している記事を

「子ともに寄り添う育て方」

「私の師匠」

「私の体験記」という

3テーマにまとめました。


私の根本はここですので、
ぜひ、このテーマの記事を読んでいただきたいです。
*********************

 

こんにちは。

今日はこちらの記事の続きです。

 

 

 

 

Oくんは 惑星の話が大好きで、

 

太陽系の8つの惑星の名前も、

 

並んでいる順番も、

 

ひとつひとつの惑星の特徴も、

 

ぜーんぶ分かっていました。 

 

木星は地球よりもずっとずっと大きいけれど、

 

ほぼガスでできているために、

 

地球よりも軽いんだ、とか 

 

本当にいろいろと知っていて、

 

そういうことを話してくれている時は

 

目がキラキラしていました。

 


ボーリングのキッズリーグに

 

入っているみたいで、

 

ボーリングも大好きで、

 

おもちゃのボーリングセットで遊ぶと 

 

大人顔負けのフォームで、

 

私は毎回真剣にやっても負けました。(笑) 

 


遊びをリードするのも上手なので、

 

外遊びの時はクラスの男子をリードして

 

走り回っていました。 

 

ただ、頭の回転が速くて、

 

運動神経もいいので、

 

まだ3歳になったばかりで 

 

よくわけがわかっていない子や、

 

遊びについてこれなかったり 

 

すべり台でぐずぐずしている子がいると 

 

イライラするらしく、

 

衝動的にそういう子を

 

どついたりすることがありました。

 

 
それでもOくんは

 

毎日楽しそうにプリスクールに通っていました。


当時はこのあたりの

 

公立の学区が経営するプリスクールは、

 

主に3-5歳児が対象で、

 

午前と午後に分かれていました。

 

どうも その年齢の子どもを

 

3時間以上預かった場合は

 

お昼寝の時間をとらないといけない 

 

という規則があるらしく、

 

プリスクールは2時間45分だけ、

 

午前か午後のどちらかで、

 

金曜日は先生の研修や

 

クラスの準備などに当てられるために

 

お休みで、

 

家庭の希望で月水だけ、火木だけ、

 

または月火水木 が

 

選べるようになっていました。


今は ちょっと方針が変わって 

 

午前中のクラスは3-4歳児、

 

午後のクラスは4-5歳児という風に

 

分けるようになりましたが、

 

当時はどのクラスにも入れたので、

 

まだ3歳になったばかりの子と、

 

もうすぐ6歳になる子が

 

同じクラスということもよくありました。 

 

 

私はいろいろな年齢の子どもが

 

混ざっていた方が社会的な学びになるので 

 

いいのではないかと思っていましたが、

 

どうも キンダーガーテン

(日本でいう幼稚園年長。

アメリカでは小学校の最初の年になります。

この後1年生2年生 と続きます。)

 

に入るときまでに

 

できなくてはいけないことが

 

どんどん多くなってきて、

 

3歳児がいると

 

学業がおろそかになるということで、

 

年齢ごとに

 

クラス分けするようになったようです。

 

なーんか、まだ5歳なのに 

 

学業って。。。 

 

急げばいいっていう訳じゃないんだけどねー。 

 

と私は思います。


そしてその2時間45分の間に 

 

なぜか スナックタイムも入るんですよ。 

 

 

確かに自分でスナックを管理して、

 

お友達と一緒に座って食べる ということで

 

学ぶところも多いかと思いますが、

 

2時間45分の中に 

 

登園、手を洗う、荷物を決められたところに置く、

 

自分のその日のお仕事をチェックする、

 

サークルタイム

(先生を囲んで床に円をかくように座って歌を歌ったり、

今日の予定を確認したり、出欠をとったり、

カレンダーを確認して今日が何日だとか、

今日のお天気はどうだとか そういうことを話す時間。 

園内はもちろん土足ですよー。 

土足で歩くカーペットの上に先生も含め 

皆 平気で座ります。 

私ももう慣れました。(笑))、

 

自由遊びの時間、お片付け、

 

外遊び

(たいてい小学校に併設されているので、

校庭まで一列に並んで、外の遊具のある場所へ移動。

ここでも逃走する子ども多発)、

 

手を洗う、スナック、

 

ソーシャルスキルやダンスや本の読み聞かせタイム、

 

テーブルタイム

(工作などを使って手指の動作を訓練したり、

指示通りの順番で工作をするための時間)、

 

帰りの会 と 

 

たった2時間45分の間に

 

めまぐるしくいろいろなことをやります。 

 

しかも小学校の生徒との兼ね合いもあるので、

 

外遊びの時間は細かく決められていて、

 

融通がきかないことが多いです。 

 

そうすると 

 

切り替えがうまくできない子どもは 

 

いつもせかされてしまうことになります。


まあ、それはそれとして、本題に戻ると。。。
爆  笑


Oくんは衝動性が強めでしたが、

 

プリスクールに楽しく通っていました。

 

ところがそんなOくんに

 

1週間の春休みが終わって

 

プリスクールに戻って来た時に 

 

大きな変化がありました。

 

続きはこちら。

 

 

 

読んでいただいてありがとうございます。

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