私が号泣した師匠のオンラインセミナーその3 | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

子どもの気持ちに寄り添いながら
親も子どももハッピーになれる目からウロコの考え方や
発達障害特有の生きづらさを改善するためのシンプルなエクササイズ
お子さんが驚くほど変わる接し方や親の心の持ち方など
私が知る限りの情報をお伝えします

こんにちは! 

 

今日も本題の前に過去記事を貼っておきます。よかったら読んでみてください。

 

 

 

 

 

今日も昨日の記事の続きです。

 

私の師匠のオンラインセミナーを日本語に訳しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私のところに相談しに来るご両親は大部分が 

 

他のいろいろな療育やセラピーを試した人、

 

お子さんが学校でうまくやっていけない人、

 

お子さんの自閉症の特性がさらに強まっていると感じて

 

困惑している人です。

 

私が提案するのは、

 

ご両親が中心となってご家庭に作った

 

「Focus Room」(集中できる空間)

 

で行うプログラムです。

 

 

 

先程 

 

チャットルームに

 

あるお母さんからの質問が来ていました。

 

10歳の息子さんについての質問です。

 

彼女の息子さんは

 

自分の胸を叩くことが好きだけれども、

 

どうしてそんなことをするのか理解ができない。

 

食事療法をしているが、

 

やめる気配がない。

 

どうしていつも

 

自分の胸を叩くのか教えて欲しい。 

 

というものでした。

 

 

私がこういった質問を受けると

 

まず尋ねるのは、

 

「お子さんが自分の胸を叩いているのを見て、

 

あなたはどう感じますか?」

 

ということです。

 

 

もしその答えが 

 

不安になる、

 

恥ずかしい、

 

怖い、

 

この子はどこかおかしいんじゃないか、

 

こんなことしてほしくない 

 

といったことだったとします。

 

 

これはお母さんが 

 

お母さん自身の価値観、

 

固定観念の

 

レンズを通して

 

この子供の行動を見ている 

 

ということです。

 

 

 

私は 

 

全く別の視点から

 

状況を見ます。 

 

子供はいつも、

 

子ども自身がその時にできうる限り、

 

自分にとって最善の方法で

 

自分を守り、

 

その状況に対処している 

 

ということです。 

 

 

先程 

 

ドクター ニアが説明してくれた通り、

 

自閉症スペクトラム特有の

 

繰り返し行動は、

 

自分自身を守るために

 

子供たちが編み出した 

 

素晴らしいテクニックなんです。

 

 

 

この繰り返し行動は、

 

無秩序で

 

自分ではコントロールできない

 

世界の中で、

 

唯一

 

自分でコントロールできることであり、

 

これをすることで

 

秩序を保とうとしているのです。 

 

繰り返し行動は、

 

子供を批判したり、

 

想定外の動きをしたりしません。

 

 

 

例えば

 

1日中おもちゃを

 

並べている子供にとって、

 

おもちゃは

 

いつも同じように動き、

 

自分を批判したり、

 

変な目で見たりしない、

 

安心できるものなのです。

 

 

 

繰り返し行動というのは、

 

周りの環境からの刺激に

 

圧倒されないように

 

子供が自分を守るために

 

行っているものなのです。

 

 

ドクター デビーの

 

プレゼンテーションに出てきた 

 

自閉症スペクトラムの子供の

 

目線から見たショッピングモールの動画は

 

このことをよく物語っています。

(私注:この動画はセミナーの1時間47分10秒あたりから見ることができます)

https://youtu.be/1s7qjVxL_2c

 

 

子供にとって

 

周りの世界は 

 

わけのわからない、

 

理解不能で、

 

視覚、聴覚を過剰に刺激することばかりです。 

 

子供がこのような

 

無秩序な世界で

 

自分を落ち着かせるには 

 

唯一自分でコントロールできる

 

繰り返し行動をするしかないのです。

 

 

ですから

 

子供がどんな繰り返し行動をしていても

 

それが子供にとって

 

この世界を

 

生き延びるためにできる

 

最善の方法であることを

 

まず知ってください。

 

 

そして、

 

ドクター ニアが

 

説明してくれたように、

 

繰り返し行動というのは

 

子供が

 

自分を守るために

 

作り出さざるを得なかった 

 

とても高度な、

 

かしこいメカニズムなのです。

 

 

これが理解できると、

 

子供たちは何か変なこと、

 

おかしなことをしているわけではなく、

 

逆に

 

天才的な対処の仕方をしているのだということが

 

わかります。

 

 

そうすると、

 

子供の繰り返し行動を見て、

 

親としてのプレッシャーを感じたり、

 

自分を責めたりするのではなくて、

 

ただただ

 

 「あなたが何をしているのか分かってるよ。

 

あなただ大好きだよ。

 

こんなかしこい方法で

 

自分を守るなんて、

 

すごいね。

 

あなたがこうやって、

 

何が起こるか

 

全くわからない

 

周りの世界からの

 

過剰な刺激から

 

自分を守っているって

 

分かっているよ。」

 

という気持ちになることができます。

 

 

続きます。

 

 

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