こんにちは!
今日も本題の前に過去記事を貼っておきます。よかったら読んでみてください。
今日は昨日の記事の続きです。
私の師匠のオンラインセミナーを日本語に訳しました。
特にご両親は
周囲からのプレッシャーを感じ、
自分を責めて、
「どうして私が、どうして私の子供がこんな目に合わなければいけないんだ?」
「私は子供にできる限りのことをしてあげられているんだろうか?」
「もっと何かできることがあるのではないか?」
「他にもっといい医師がいるのではないか?」
「私がいなくなったらこの子はどうなってしまうんだろうか?」
という不安感にさいなまれ、
世の中にあふれる情報の中から
なにを選び取ればいいのか混乱し、
どうしたらいいのかわからない、
誰に相談したらいいのか、
誰に助けを求めたらいいのかわからない、
と感じています。
Global Autism Solutionsのアプローチは
まずご両親が
自分が知らず知らずのうちに作り出した
自分自身やお子さんに対する
思い込み、
固定観念、
批判的な決めつけに
目を向けることに
とても重点を置いています。
私は子供たちが
自閉症スペクトラムから
「回復」していくのを
数え切れないほど見てきています。
まず、
ご両親が
お子さんの療育を引き受けて、
自宅に「Focus Room」(集中できる空間)
を作り、
ご両親自身
(将来的にはご両親がトレーニングしたボランティアやヘルパーさんも)が
このFocus Roomで
お子さんと
1対1で向き合って
主にお子さんの
対人的相互反応
*社会的相互作用
または社会的インタラクション( Social interaction)
ウィキペディアによると、
人々が状況に意味を持たせ、
他者が意味しているものを解釈し、
それに応じて反応する事象
の力を高めるような
環境を作ることから始めます。
対人的相互反応には4つの柱があります。
1.人ときちんと目を合わせる
2.コミュニケーション (言語 非言語を含む)
3.注意が持続できる時間
4.柔軟性
自閉症スペクトラムの子供は
とてもこだわりが強く、
頑固に見えます。
わけのわからない行動や
セリフを繰り返したりします。
外からは とても奇妙に映ります。
こういった行動には
きちんと理由があります。
脳神経的な理由は
お二人のドクターがご説明してくださった通りです。
私の専門分野からの
視点から言えることは
ご両親が
お子さんの一番の
「専門家」
だということです。
私を含めた
すべての
自閉症スペクトラムの
専門家よりもすぐれた
お子さんの専門家です。
ご両親が
「私は自分の子供のことを
他のだれよりも良くわかっているんだ」
という信念を持つことは
とても大切で、
私はいつも
ご両親が
そう思えるようにサポートします。
そうすることによって、
ご両親が自信をもって
お子さんに一番合っている
療育のやり方を
選んでいけるからです。
続きます。
にほんブログ村のランキングに登録しました。 クリックしてもらえると嬉しいです!
にほん村のプロフィールで初の顔出ししてます。
応援してくれる方はこちらの2つをクリックしていただけると嬉し
ランキングが表示された後に出る一覧からまた私のブログのリンク