親は食べるという科目の先生です! | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

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こんにちは!

 

今日も本題の前に過去記事を貼っておきます。よかったら読んでみてください。

 

 

 

 

 

そして今日も子供の偏食についてのシリーズの続きです。

 

 

長くなってしまったので「偏食について」というテーマに記事をまとめてあります。

 

 

 

シリーズ最初の記事から読んでいただけるとわかりやすいと思います。

 

 

 

 

 

生後6ヶ月以降は食べるという行為が本能や原始反射に頼れずに、学習されたものになるということは、

親が食べるということはどういうことかということを子供に教えないといけないのだというふうに、認識を変えてください。


子供がどれだけ食べたか、どれだけカルシウムを取れたか、など、栄養士のような目で食卓につくのではなくて、

 

食べるという科目の先生だという態度で食卓につくことが大切です。
 

ー食事の時間は毎回が授業です。
 

ーあなたが先生です。
 

ーお子さんが生徒です。
 

ー食べ物が授業内容です。

今までに習った中で一番好きだった先生はどんな人だったか思い出してみてください。


その先生は授業の内容をおもしろくしてくれて、生徒と一緒に活動してくれて、

 

授業中に冗談や面白い話で笑わせてくれて、手や体を使って体験から学ばせてくれるような先生だったのではないでしょうか? 

 

少なくとも「席について、だまってこのワークをしていなさい。」とだけ言うような先生ではなかったと思います。


ということは、親がきちんと子供と一緒に食卓について食べて、同じ体験を分かち合う必要があります。


先生ですから 授業中に携帯や、Ipad、本、新聞、雑誌、テレビなどは禁止です。


お子さんはどうやったらちゃんと食べられるのか分からないんです。

 

過去記事で説明したとおり、食べるという行為はとても複雑で難しい行為です。

 

先生は上の空ではなくて、気持ちを100%注いでください。


舌先を横方向に動かす動作 (Tongue Tip Lateralization)や、食べ物をすり潰すRotary chewingのやり方を、

 

大袈裟なくらいな見本を見せて教えてあげてください。



生後12−14ヶ月ごろに味を認識する場所が舌の前のほうに変わります。


それまでは舌の後ろの方、口蓋の奥、喉からのどちんこのあたりで味を認識しています。


私達が飲み物を飲む時は舌の前の方から流し込みますが、母乳を飲んだり哺乳瓶から飲むときは、ミルクは口の奥の方に行きます。 

 

そのため生後まもない赤ちゃんは口の奥の方で味覚を強く感じるのです。
 

成長して離乳食を食べたりカップから飲むようになってくることによって、口の前のほうで感じる味覚が発達します。
 

舌の前のようで強く感じる味覚は甘い、塩辛い、すっぱい です。
 

なので、生後14−16ヶ月くらいになると 味のないベビーフードを嫌がって、もっと味のあるものを欲しがるようになります。

 

 

続きます。

 

 

読んでいただいてありがとうございます。

 

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