食事中の正しい座り方はこれだ! 子供の偏食を治すには その4 | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

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こんにちは!

 

今日も本題の前に過去記事を貼っておきます。よかったら読んでみてください。

 

 

 

今日も子供の偏食についてのシリーズの続きです。

長くなってしまったので「偏食について」というテーマに記事をまとめてあります。

 

 

 

 

 

シリーズ最初の記事から読んでいただけるとわかりやすいと思います。

 

 

 

 

人にとっての優先度No.2は頭をぶつけないように姿勢を保つこと、つまり姿勢の安定性(Postural Stability)です。


筋肉が未発達な子供(Muscle tone 筋緊張:体の筋肉が持続して適度な収縮をし張力を備えている状態 がうまく制御できない)は、真っ直ぐに座ることや良い姿勢を保つことが難しいために、食べることがうまくできないことが多いです。


脳が椅子から落ちないように姿勢を保つことに全力をそそがないといけないので、食べるために口や舌を正しく動かすことまで手が回らないのです。


Dr. Toomeyに相談に来た親御さんには全員に まず食事の時にお子さんを正しく座らせるようにアドバイスするんだそうです。


お子さんの筋緊張が弱いかどうかのチェックリスト


ー座った時に猫背になる


 大きくなるにしたがって悪い姿勢で座ることを学習してしまいますが、赤ちゃんが最初に座るときはとても姿勢がよく、背中をピンと真っ直ぐにして座ります。子供のうちに猫背になるのは筋緊張が弱い可能性があります。


ー座った時にテーブルに寄りかかったり、ひじや手、足を置く


ー関節を固くしてロック状態にすることで筋力がないのを補っている


 例えば人が二人横に並んで手を手を押し合いするとします。普通は筋力の強いほうが勝ちますが、筋力の弱い人でも腕をまっすぐにして肩とひじと手首の関節をロックして固めると負けません。


ー椅子からよく滑り落ちる


ー自分1人で食べられない(食べさせてもらう)


ー立って食べたがる


ー歩きながら食べたがる

試しに、ほとんどの子供が座らされているのと同じ状態を経験してみましょう。


足が床につかないようにして椅子に座ってみてください。(椅子の背にはもたれないでください)
その状態でまっすぐ座り続けようとするとすべてコアマッスル(体幹)に頼ることになりますね。かなりキツイです。
私達は子供にこの状態で食事中ずっと座り続け、きちんと食べるように要求しているわけです。


そうすると子供はどうにかしようとして


ー足の付け根の関節をロックする(固める)


 そうすると椅子から滑り落ちてしまいます。


ーひじをついてバランスを取ろうとする


 そうするとひじから先しか手が動かせないのでうまく食べられません。


ーあごをつく


 うまく噛めません


子供が食事をする時の正しい座らせ方


テーブルがおへそと乳首の真ん中あたりにくる高さに座らせる


ひさが椅子の前端で90度の角度に曲がるくらいの浅さで座らせる


足の付け根が90度の角度に曲がって、背中が真っ直ぐに座れるように背中に硬めのクッションを置く


この状態で足首が90度に曲がってしっかりと何か安定した面に足が着くように足置きなどを置く


この 90度−90度−90度 のポジションで座れていない子供がほとんどだそうです。


そして、正しく座らせただけで かなりの効果があるそうです。

 

試してみてくださいね!!!

 

読んでいただいてありがとうございます。

 

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