子供の偏食を治すには その3 | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

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こんにちは!

 

本題の前に過去記事を貼っておきます。よかったら読んでみてください。

 

 

 

 

今日も子供の偏食についてのシリーズの続きです。

長くなってしまったので「偏食について」というテーマに記事をまとめてあります。
 


シリーズ最初の記事から読んでいただけるとわかりやすいと思います。

 

 

 

子供の偏食の治し方 の記事で書いた食べるために必要な7つの要素のひとつめ、
1 全部の臓器  について詳しく説明します。


臓器の問題は食の問題が病的なまでに悪化してしまう一番の原因です。


ー呼吸器系の問題
 呼吸をすることは体の中で一番プライオリティが高いことなので、呼吸がうまくできなければ、食べることは二の次になってしまいます。
 肺が未発達だったり、新生児集中治療室で酸素吸入が必要だった子供、慢性的に鼻が詰まっている、風邪、副鼻腔炎、喘息、などの問題があると、うまく食事をとることができません。
 呼吸がうまくできないことが原因で食べられない子供には、食事中に酸素を横から補ってあげると食が進みます。(専用の機械を使います)

ー 心臓疾患
 心臓疾患があると酸素供給に影響を及ぼすので、エネルギー不足で食事の途中で疲れてしまい充分に食べられないことがあります。

ー 胃腸の問題
 何かを食べるたびに胃やおなかが痛くなったり嘔吐したりガスが溜まったりすることが続くと食べるという行為がネガティブな結果とリンクされてしまうので、食べることが嫌になります。
 胃や腸に問題があって栄養を吸収できないと、成長のさまたげになり、それがまた食べることへのハードルを高くして悪循環になります。

ーその他の問題
 ・代謝 (食べたものをエネルギーにうまく変えられない)
 ・骨格 (姿勢を保つことが難しい)
 ・内分泌(食欲や満腹感を感じたり、ホルモンの分泌がうまくできない)
 ・神経 (運動機能の調整や学習が難しい)
 ・腎臓/排泄 (栄養を吸収したのち不要物を排泄するのが難しい)
 ・免疫システム (食べ物を体が異物とみなして攻撃してしまう)

子供が一度でもこういった疾患を経験したり、手術をしたことがある場合、その疾患自体は治っても食べることへの問題は残ります。食べることが苦しかったりネガティブな結果になると子供が学習してしまうと、病気が治ってもこういった思い込みは消えません。なので、ネガティブな思い込みをなくすことから始める必要があります。

 

続きます。

 

読んでいただいてありがとうございます。

 

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