こんにちは!
本題に入る前に過去記事を2つ貼っておきます。よかったら読んでみてください。
さて、今日はちょっと間が空いてしまいましたが、このシリーズの続きです。
今日はお子さんが軽度の偏食なのか重度の偏食なのかをチェックするポイントの3.4.5.
について詳しく説明します。
3.さまざま栄養素、食感を持つ食品(タンパク質、野菜、肉、固いもの、すりつぶしたもの、湿ったものなど)が
軽度:カテゴリー内で1つは食べられるものがある
重度:全く食べないカテゴリーのものがある
軽度の偏食の子供は、好き嫌いが激しくても、カテゴリー内に一つは食べられるものがあります。
重度の偏食の子供はこういった栄養素や食感のカテゴリーの中に ひとつも食べられるものがないことがほとんどです。 例えば固くて咀嚼しにくいものはひとつも食べなかったり、野菜はひとつも食べなかったりといった感じです。
4.食べたことのない新しい食べ物が自分のお皿に置かれた時(食べろとは言われていない。ただお皿の上に置いてあるだけ)
軽度:がまんできる。いやいやながらでも 触るか 味見するかできる
重度:パニックになる
軽度の偏食の子供の目の前にあるお皿に、食べたことのない新しい食べ物や、嫌いな食べ物を置くと、嫌がりますが、嫌ならば食べなくてよくて、ただお皿の上に置いておくだけでいいと分かれば、しばらくするとまあなんとか大丈夫になります。
ところがこれが重度の偏食の子供だと、同じ状況でもパニックをおこして大変なことになります。泣く、わめく、癇癪を起こす、テーブルの下に隠れる、逃走する、などして 激しく拒絶します。
5.食事をする時は
軽度:家族と一緒のテーブルで同じ時間に食べるが、頻繁に自分だけ別のものを食べている
重度:いつも自分だけ別のものを食べ、家族と別の時間、または別の場所で食事をする
軽度の偏食の子供は、ほとんどの場合家族や兄弟と一緒に食事をしますが、自分だけ他の人と違うものを食べることが多いです。例えば家族がミートソーススパゲティを食べている時に自分だけソースがかかっていないスパゲティを食べるなど。
重度の偏食の子供は、他の人と一緒に食事をすることを嫌がり、1人きりで食べたがります。同じテーブルにつくことも嫌がります。テレビを見ながら1人で食べる子供が多いです。
重度の偏食の子供は、親がどうしても子供に食べてもらいたくて必死になるため、短期的な問題の解決策をとってしまい、結果 残念ながら問題を長期化させてしまうことがあります。
どうしてテレビを見たりスマホを見ながら食べることが 偏食の問題を長期化させてしまうことになるかというと、いつも食事をするときにテレビやスマホを見ていると、食事をするという行為を行う時の脳の神経回路に、食べ物を食べる ということではなくてテレビやスマホを見るということが刻まれてしまうからです。 Dr.Toomeyは親御さんにはできるだけこうやって子供に食事を摂る習慣をつけないでほしいと言います。
ただ、もしも今現在 テレビやスマホを見ながらお子さんが食事をしている場合は
長い時間をかけてすこーしずつ、気をそらしながら食事をする習慣をやめるように持っていってください。くれぐれもいきなりテレビやスマホを取り上げないようにしてください。 これは長期戦です!
続きます。
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