現実問題そうもいかないっしょ? | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

子どもの気持ちに寄り添いながら
親も子どももハッピーになれる目からウロコの考え方や
発達障害特有の生きづらさを改善するためのシンプルなエクササイズ
お子さんが驚くほど変わる接し方や親の心の持ち方など
私が知る限りの情報をお伝えします

最初の投稿2020年10月14日 2021年8月15日編集

こんにちは!


今日は赤信号について書こうと思ってましたが

 

コメントを見て、気がかわりました。

(コメントありがとうございます!!)


先日記事にした基本理念の

 

 

「まず何よりも先に、こちらが

 

子どもの今住んでいる

 

自閉スペクトラムの世界を全肯定して

 

偏見のない目で

 

その子の世界に興味を持ち

 

一緒にその世界を体験したいと願い

 

全身全霊でその世界を

 

共有させてもらおうとする」

 

を読んで


いや、そりゃごもっともですよ。

 

わかりますよ。

 

でもね〜

 

それは理想論であって

 

現実問題 

 

学校とかでそんなことできないし

 

そんなことずっとしてたら

 

親キレますって! 

 

と感じた方も

 

多々いらしたのではないかと思います。

 


そうですよね。 



(この先を読み進む前に。私は ここの部分がもっと早く 楽に解決できるやり方がないかと探し求めた結果、私のもう一人の師匠 アルマ師匠のやり方 Brainworxを見つけました。 Brainworxと ゲルド師匠のGASAを組み合わせたら 最強だと思っています。 Brainworxについては、めっちゃ素晴らしいのでまた後日記事にしたいと思っています。)


サンライズプログラムでは

 

理想的には 

 

自閉スペクトラムの子どもには

 

既存の教育システムに沿わないで、

 

ホームスクール(ご家庭で学校教育を行うこと)

 

を推奨しています。 

 

 

ゲルド師匠のやり方は

 

そのあたりはかなり柔軟に対応しますが

 

理想はホームスクールです。 

 

 

理由は多々ありまして、

 

それもまた後日ご紹介します。



ただ、

 

そーんなこと無理な方が

 

ほとんどだと思います。

 

日本では特に、

 

ホームスクールという概念すら

 

ほとんど無いですしね。

 

(本当は無理じゃないんだけどね。どんな状況でもフルタイムでプログラムをやっている家庭はあるし、日本でいう不登校は実質ホームスクールと同じで、プラス日本はホームスクールをするにあたって政府からいろんな規制を受けなくて済むので、逆に言えば すごく自由に教育ができるチャンスだから。。。) 

 

そういうときにはご家庭で

 

「プレイルーム」を作り、

 

そこで最初は親と子どもが

 

二人きりで過ごす時間を

 

少しづつ作っていきます。

 

 

プレイルームの作り方については

 

また後日紹介しますが、

 

基本 

 

そこは「YES ルーム」

 

にするのがポイントです。

 

 

プレイルームにする部屋を

 

作れない場合も、

 

できる限り

 

「NO」と言わないですむように、

 

 

例えば危険なものは取り除いたり

 

手が届かないようにしてある空間を

 

あらかじめ用意します。

 

(プレイルームが作れない方は 

 

「プレイタイム」でもいいから、

 

とにかく子どもに100%

 

基本理念の気持ちで向き合える時間を

 

一日15分からでもいいから

 

作ってみてください!!

 

絶対効果ありますから! 

 

(プレイルームで携帯をチラ見とか 絶対NGですよ~~!!)



このYESルーム という概念も、

 

どうしてすごく効果があるかというと、

 

先日の記事に書いた

 

ポリヴェーガル理論↓でも説明できます。 

 

 

 

敏感で

 

ありとあらゆることを

 

危険だと認識しがちな

 

神経系を持つ子どもにとって、

 

どんなにささいな事でも

 

NOと言われると 

 

それだけで体は

 

危険に対応する状態に入ってしまい、

 

高度な思考や学習をするのに必要な

 

前頭葉へのアクセスが

 

不可能になってしまうからです。

 


プレイルームにいる間だけでも 

 

完全に自分が受け入れられて

 

愛されて尊重されている 

 

という絶対安全の状態になることで、

 

前頭葉にしっかりと

 

アクセスする時間が増えるから 

 

子どもはびっくりするような

 

変化を見せるわけです。



プレイルームで過ごす時間は、

 

最初は15分からでも構わないです。

 

(できるだけ長く、理想的には親だけでなくボランティアの方などに頼んで1日中できると最高)

 

そこからできる限り長く 

 

プレイルームで

 

二人きりになれる時間を作っていきます。



そして、

 

少なくともプレイルームにいる時

 

(またはプレイタイムの間)だけは 

 

基本理念を確実に行うことがポイントです。

 

 

その上で、

 

赤信号なのか青信号なのかを見極めて↓

 

 

 

それに合った接し方、

 

遊び方をしていきます。

 

(これもまた後日。。。) 後日 多いな。。。



私は経験上 

 

自閉スペクトラムの子どもたちは 

 

「スーパーヒューマン」だと思っています。

 

私達にはない 

 

スーパーパワーを持ってます。 

 

だから、

 

こちらの気持ちの持ちようを変えると 

 

必ず伝わります。 

 

私達の思う社会性が

 

欠けているかもしれませんが、

 

人の心の中を見透かす能力がある

 

と思っています。



だ か ら



実際にはいろいろな事情で

 

理想的な対応をしてあげられない時でも、

 

基本理念の気持ちを持って接するだけでも 

 

かなーり違うと感じています。 

 

そして、こちらのストレスレベルも減ります。


そのあたりは次の記事にしますね。



読んでいただいてありがとうございます!!

応援してくれる方はこちらの2つをクリックしていただけると嬉しいです。 ランキングが表示された後に出る一覧からまた私のブログのリンクをクリックしてくれたりしたら ものすごーく喜びます。


自閉症児育児ランキング

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村

 

フォローしてね

 

 

(この記事は私が受けたサンライズプログラムのスタートアップ集中クラスで学んだことをベースにしていますが、あくまでも私個人がこのように受け止めたということです。 また、サンライズプログラムの講習を受けた後にも個人で独自に勉強した内容も多々含みますので、厳密にサンライスプログラムと同じとは言えません。ご了承願います。)