最初の投稿2020年10月12日 2021年8月13日編集
こんにちは!
今日は
Global Autism Solutions Approach
(私の尊敬するゲルド師匠がサンライズプログラムで30年近く働いた後に独立し、独自に開発した方法です。基本はサンライズプログラムとほぼ同じですが、私は個人的には ゲルド先生のやり方の方が現実的で柔軟性があり、実行しやすいのではないかと思います)
とサンライズプログラムの
基本中の基本をご説明します。
まず最初に
自閉スペクトラムの子ども
(成人でも同じ)
の状態をよーく観察します。
他のやり方と決定的に違うのは、
こちらの都合ではなく
子どもの状態に合わせた
対応をすることです。
これは先日の記事↓でも強調しましたが
とても大事です。
テストに出ます。(笑)
子どもを観察して
今の子どもの状態を
赤信号の状態と青信号の状態に分けます。
赤信号
子どもが自分の世界に
どっぷりと浸かっている状態。
他の人には興味を示さず
関わろうとしていません。
赤信号のサインとしては
ー 同じ行動を繰り返す。(手をバタバタさせる、ジャンプする、くるくる回る、おもちゃを並べる、など。)
ー 話しかけても反応しなかったり背を向けたりする。 こちらの目を見ない。
ー 物事に強いこだわりを見せる。
ー 同じ話や質問を繰り返す。(一方的に話しまくり、こちらが返答する時間を与えない、または答えても反応しない。)
ー 何に対しても嫌がる。
などがあります。
それに対して 青信号は
他の人に興味を持ち
関わろうとしているとき。
青信号のサインとしては
ー 繰り返し行動をしていない。
ー こちらの目を見る。
ー こちらに興味を持ち、会話をしたり関わろうとしている。(自分の話の合間にこちらが話す間をいれてくれる。)
ー こちらの話や誘いに反応する。
ー 物事に比較的柔軟に対応できる。
などがあります。
自閉スペクトラムの子どもたちは
この2つの状態を
行ったり来たりしています。
例えば
ずーっと繰り返し行動をとっていて
一瞬 こちらの目をみて微笑んで
そしてまた
繰り返し行動を始めたり
するときがありますが
これは
赤信号→一瞬だけ青信号→赤信号
となったわけです。
間違えやすいのが
子どもがこちらに
話しかけているときです。
こちらに話しかけてきていても
子どもが一方的に話し続け
こちらが話す間をあたえてくれないとき
また
何度も同じ質問を
繰り返したりするときも
赤信号とみなします。
お子さんの状態が
赤信号なのか青信号なのか
よーく観察してみてください。
次回は
赤信号のときと青信号のときの
対応をどう変えていくかについて
説明します。
続きはこちら
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(この記事は私が受けたサンライズプログラムのスタートアップ集中クラスで学んだことをベースにしていますが、あくまでも私個人がこのように受け止めたということです。 また、サンライズプログラムの講習を受けた後にも個人で独自に勉強した内容も多々含みますので、厳密にサンライスプログラムと同じとは言えません。ご了承願います。)