【打撃練習をする】: 大塚バッティングセンター | 世界あちこち散歩

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東京の大塚駅前にあった
大塚バッティングセンター
が6月30日をもって閉店しました。

1965年の創業で、1976年からは
建て替えられた今のビルで営業。

現存する日本最古のバッティング
センターだったそうです。

私にとっても大変思い出深い場所
でした。

大塚は通学にも通勤にも通る事の
無い街でしたが、1990年以降、
通算16年余りの海外勤務の間は、
日本に一時帰国する度に池袋に
洋服や日用品のまとめ買いに行って
いた事もあり、そのついでに大塚に
寄って、バッティングセンターで
まとめ打ちをする事が恒例となり
ました。

そんな大塚バッティングセンター
が閉店するとニュースで観て、
居ても立ってもいられなくなり、
またWBCでの日本の優勝や連日の
大谷翔平選手の活躍の報道で、
最近は私の中の野球愛が再燃して
きていた事もあり、最終営業日の
前日、会社帰りに行ってきました。


案の定、私と同じ様な閉店を
惜しむ老若男女でとても混んで
いました。

良く覚えていないのですが、多分
前回ここに来たのは15年以上前。

それ以来、別の場所で打撃練習を
した事も野球の試合に出た事も
ありません。

それどころか、最近では長距離を
歩くのも、通勤電車で立っている
のもしんどいくらい、身体が老化
しています。

ですので、かつては球速110キロ
程度なら楽勝で、120キロでも
3割ぐらいはヒット性の当たりを
飛ばせていたのですが、この日は
100キロから始めてみました。




そして1球目。

かすりもせず、いきなり脇腹が
つってしまいました。

1ゲーム20球なので、あと19球も
身体がもつのか?

それでも何とか最後までバットを
振り続けました。

結局、前に飛んだのは2球だけ。
それもボテボテの当り。



この時点で帰ってしまっても
良かったのですが、しばらく休憩
していたら、つった脇腹も治って
来たので、2ゲーム目に挑戦。

今度は5球ほど前に飛びました。

でもこれでは空振りをしに行った
様なもの。

やっぱりヒット性の当たりを打ち、
その感触を手に記憶させてから
帰りたいと思い、3ゲーム目は
球速を90キロに下げて挑戦。

すると明らかにバットに当たる
確率が上がって、ヒット性の良い
当りも出てくる様になりました。

そして最後の4ゲーム目。
往年の感覚がかなり戻ってきて、
ホームラン性の当たりも出て、
大きな達成感とともに終了する
事が出来ました。


問題は翌日の朝。

身体中、痛くないところは無いと
言って良いくらい、前日無理した
後遺症が残っていました。

それでも気力を振り絞って通勤。
何とか終業時間まで頑張りました。