【隈研吾氏設計の巨石建築を訪ねる】: 角川武蔵野ミュージアム | 世界あちこち散歩

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角川武蔵野ミュージアム」は
2020年11月に正式オープンした
埼玉県所沢市にある図書館、
博物館、美術館の機能を併せ持つ
複合文化施設です。

コロナ禍とは言え、オープン直後は
多くの人のSNSで紹介されていて
混雑ぶりがうかがえたのと、
自分の家から相当遠いと思い込んで
いたので、今まで足を運ぶ事が
出来ませんでした。

しかし、そろそろ訪問者数が
落ち着いて来たのではないかと
想像し、又、改めて調べてみると、
自宅からたった1回の乗り換えで
1時間以内に行ける事がわかり、
ようやく訪問に至りました。

前日夜にネットでチケットを予約。
やはり訪問者数が以前程は多く無い
のか、休日にも関わらず、
10時から18時の間に何度でも
入退場可能で、館内の殆どの展示を
鑑賞可能となっている
KCM 1DAY パスポート」を
取る事が出来ました。

ミュージアムの最寄り駅は
東所沢」(JR武蔵野線)。
そこから歩いて10分程です。

ミュージアムの開館は10時から
でしたが、人が少ない時間帯に
建物の外観の写真を撮りたかった
ので、9時前には到着しました。


思惑通り、その時間帯では、
近所の散歩中の人、清掃中の職員、
周辺の施設への通勤中の人等が
時々通るだけで、まだミュージアム
目当ての客は私以外殆ど居らず、
比較的容易に、人が写っていない
無人写真」を撮る事が出来ました。


この建物のデザイン監修は建築家の
隈研吾」氏。

近年では新しい国立競技場等の
」を使った作品が有名ですが、
こちらの建物は、大地から岩が
隆起して出来た様にも見える
」を使った、圧倒的な存在感の
ある作品です。

建物の内部に関しては、
特に印象的で人気のスポットが
本棚劇場」。

2020年12月31日に放送された
NHK紅白歌合戦において、
YOASOBI」がこの場所で
歌った事でも有名です。


さて、私は以前から、これから
行きたい所や、これ迄に行った
記念になる所をGoogleマップ上に
記録していて、建築物に関しては
建築家毎に分けて管理しています。

その記録によると、隈研吾氏の
作品については、既に17物件を
訪問済みなのですが、一方で、
これから行きたい所が、現時点で
33物件もあります。

それでも氏の現時点での作品の
全てではなく、これからも新しい
作品が増えるでしょうから、
いつになっても完全制覇は難しい
と思いますが、少なくとも、
合計50物件は達成すべく、
これからも少しずつ訪問を続けます。