【地球外での生活を想像する】: 火星 | 世界あちこち散歩

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国内外の色々な所で見聞き・体験したヒト・モノ・コトを綴ります

遂に火星行きが決定!

では無く、映画のお話です。

 

1990年に公開された映画、

トータル・リコール」の

4Kデジタルリマスター」版が

11月末から劇場公開されているので、

先日観に行きました。

 

シュワちゃん」こと、

アーノルド・

シュワルツェネッガー」氏が主演。

 

舞台は2084年の地球と火星。

 

シュワちゃんの出世作である

ターミネーター」は

1984年の公開で、

2029年の未来からアンドロイドが

現代に時空を超えて来る設定。

 

ですので、それよりも

遥か未来が物語の舞台です。

 

 

トータル・リコールの

オリジナル版が公開された当時は、

映画館では観ておらず、

VHSカセットのレンタルビデオで

観たと記憶しています。

 

今回、改めて劇場で観てみると、

2084年の設定にしては、

現在、或いは公開当時の1990年と、

あまり変わってない事が結構多くて、

突っ込みどころが満載でしたが、

それはそれで、面白かったです。

 

例えば、映画では、

火星に人が住んでいて、

ホログラム」が実用化されていて、

人間に人工的に記憶を植え付ける

技術が確立されているのに、

一方では、着ている服装が

何も進化していませんし、

建設現場の風景も今と同じ。

 

そして、通勤電車に至っては、

「車内モニターで映像を観る」

場面が出てきますが、

当時は実用化されておらず、

未来っぽかったですが、

少なくとも日本では、

2084年どころか、

2000年代に入ってすぐに

実用化されました。

 

いずれにしても、

当時、大ヒットしましたし、

エンターテインメントとしては、

大変楽しめる映画です。

 

火星を舞台にした映画としては、

他にも色々とありますが、

私が一番好きなのは、

日本では2016年に公開された

オデッセイ」。

 

マット・デイモン」氏が主演。

 

映画の早い段階(10分未満)で

アクシデントが発生し、

主人公一人だけが、

火星に取り残されてしまいます。

 

そこから、エンディング近くまでは、

主人公が水を作ったり、野菜を

栽培したり、救助隊が来るまでの間、

何とか生き残って行く姿が

ひたすら描かれているのです。

 

そういうストーリー展開が非常に

新鮮で、今でも時々、動画配信

サービスで観ています。

 

因みに、トータル・リコールの

火星の場面は、スタジオや倉庫での

ジオラマ」を使っていて、

オデッセイにおいては、

ヨルダン」の「ワディ・ラム」で

ロケされているそうです。

 

私自身、ワディ・ラムに行った事が

あるにも関わらず、初めて映画を

観た時には気づきませんでしたが、

改めて注意して観ると、確かに、

ワディ・ラムだなと思いました。

 

 
 

ところで、皆さんは、

機会があったら、

宇宙に旅行してみたいと

思いますか?

 

そもそも、宇宙の定義ですが、

一般的には、高度100キロメートル

からだそうです。

メートルに直すと10万メートル。

 

通常の旅客機の飛行高度が

1万メートル辺りなので、

その10倍位の高さとなり、

遥か彼方を飛ぶイメージが

あります。

 

一方、忘れてはならないのが

地球の直径」で、12,742 キロ

メートルもあるのです。

 

と言う事は、高度100キロメートル

辺りの宇宙を飛行するという事は、

直径が13センチメートルの

ボールの表面から1ミリメートルの

所を撫でている様な感覚になります。

 

それでも、宇宙に行きたいという

夢を持っている人にとっては、

何千万円も払ってでも、

予約したくなる気持ちはわかります。

 

以前の記事でも書いた様に、

私の夢は、南極大陸に行く事。

 

でも、もしそれが叶わないとしても、

せめて、南極大陸を上空から

観てみたいと思っていますし、

実際に、オーストラリアからの

遊覧飛行のツアーもある様なので、

それを申し込む事も考えています。

 

私が南極にそこまでの価値を

見出している様に、宇宙への強い

興味と願望を持った人も沢山

居るのだと思います。

 

そして、私自身も、宇宙旅行に

興味はあります。

 

費用や他の条件が整えば、

いつか行ってみたいとは思います。

 

その場合、最低でも、

どこかの惑星、衛星に着陸したい。

 

更には、そこで、

何も無い大地を観るだけで無く、

ホテルや飲食店があって、

観光スポットもあって、

宇宙人とは言わないまでも、

定住している地球人に会える様な

状態になってから行きたいと

思っています。

 

つまり、現代において

海外旅行に求めている様な事を、

宇宙旅行にも期待しているのです。

 

トータル・リコールでは、

2084年までに、その様な状況が

実現している事になっていますが、

さすがに、それまでは

生きてられません。

 

火星では無くて、月で十分なので、

何とか、今から20年以内位に

実現してくれると良いのですが。