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40代主婦が、夫と高1長男との生活を書いています。

 

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      一人息子りょうたは

   小4でLD(学習障害)との診断。

   またボーっとして集中するのが大変なことを

   私が何度も病院に話し、

   ADHD(ADD)の疑いとなる。

   小学校では支援級の対象外と伝えられ、

   「通級指導教室」の情報は得られず。

            ↓

   中1で不登校。幻聴、妄想などの症状が出て転院。

   治療しながらの経過観察の後、

   自閉症スペクトラム 統合失調症様反応との診断。

   LDの方は

   転院後、病状が悪いために再検査できず、

   そのまま今に至ります。

   

   また今年パニック障害とほぼ診断がつきました。

   通信制高校在学中(まだ登校はできず)

 

 

↓不登校後~今までのおおまかな経過は

友だちがほしい

 

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【不登校前 小5】大人の話し合い  の続きです。

 

 

※特定の先生を批判する意図はなく、事実を整理して、そのとき自分が感じていたこと、思っていたことをはっきり見るための内容です。

 

小5の話の最初は↓

【不登校前 小5】担任の先生

 

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りょうたは友だちと遊んでから夜、宿題をきちんとやっていた。

 

自由研究は図鑑を見てまとめたり、メントスコーラのやり方を調べて書いたり滝汗

 

…りょうたは実験とか理科系が好きだったのかな。

 

 

 

 

でも、相変わらず帰ってくるのが遅く、暗い中を帰ってくるのは心配だったショボーン

 

 

夫レッドさんは仕事が終わると「今から帰る」とだいたい電話をくれて、「りょうたはどう?」と毎回聞いてくるので、

 

私はつい

 

 

 

と、レッドさんに愚痴をこぼすように話した。

 

 

 

すると、りょうたがすごい剣幕でムキー

 

 

「お母さんはそうやって、お父さんにぼくのことを告げ口するんだ!

 

そうするとお父さんは、お母さんの言いなりになって、ぼくのことを怒ってくる!

 

お母さんんはぼくのことを悪く悪く言うんだよ!昔っから!ムキーッ

 

 

…ものすごく怒ったガーン

 

 

そんなに悪く言ったつもりはないのにえーん

(だって本当に遅く帰ってきてるし…)

 

 

 

でも、3人家族だと、2対1の構図になってしまうことがある。

 

 

レッドさんが帰ってきて

 

「りょうた、ダメでしょ」と注意すると

 

(当時のレッドさんはりょうたと話すのが苦手で、だいたい決まった言葉をくり返すばかりだったがあせる

 

りょうたは、2対1で行き場のない感覚になっていたのかもしれないショボーン

 

 

 

 

私が何の気なしのつもりで電話で、りょうたに関する愚痴を話してしまっていたのが、りょうたはずっとイヤで、傷ついていたようだ。

 

私は気にしていなかった…えーん

 

 

 

小さいとき、

 

ママ友にりょうたのことをほめられると、

 

つい謙遜のつもりで「そんなことないよ~ボーッとしてるし困っちゃう」などと、りょうたをさげるような発言をしていたのも、りょうたは聞いていて(ちょっと遠くにいても聞いてたらしい)、すごくイヤだったそうだ。

 

私は本当はそんなに困っていたわけではなくて、ほめられるとどう返していいか分からず、そう答えてしまってた。

 

りょうたは本当にディスられてると受け取り、傷ついてきたと後から聞いたえーん

 

 

 

 

 

ある日、

 

担任の先生からお電話が来た。

 

「すみません!…今日、体育の時間に、ひろせさんを怒ってしまいました」

 

えっ、どういうこと?

 

すごく先生、謝ってらっしゃるんだけど…滝汗

 

 

 

 

 

先生のお話によると、

 

体育の授業で、何人かの生徒のやる気のない態度を、先生が叱ったらしい。

 

 

具体的にどういうことかは分からなかったが、先生がカーッとなって怒って、なぜか関係のないりょうた(りょうたはちゃんとやっていた)にも矛先が向き、

 

「ひろせさんも、しっかりやってください!」

 

と、怒ってしまった、ということだった。

 

 

 

 

えーっガーン

 

先生、それはないですよ…チーンそれって、八つ当たりっていうんじゃ…

 

 

 

 

「本当に申し訳ありません!

 

せっかくひろせさんに信頼してもらえるようになっていたのに、私がいたらないせいで、その信頼をぶち壊すようなことをしてしまいました」

 

 

りょうたのメンタルは大丈夫なのかガーンと心配でうかがうと、

 

先生は後の時間でりょうたに謝ってくださり、「ひろせさんには分かってもらえたようです」とのことだった。

 

 

 

私はなんて答えていいのか分からなかったチーン

 

 

ショックだったのは、

 

先生はやっぱりずっと、心の中でりょうたのことを「やる気がなくて困る」ととらえていて、それを出さないように我慢されてるだけだったのか?

 

ということだった。

 

 

 

先生は

 

「私は、生徒をできるようにしたい、なんとかしたいという気持ちが強すぎるんだと思います。

 

それをやめようと思っているのですが、どうしても出てしまうんです。私は足りない人間です」

 

とおっしゃった。

 

 

 

 

さすがにこれは理不尽だ!と怒っていいのではないか。

 

そう思った。

 

でも、こんなに謝っていただいて、ご自分を責めていらっしゃるのを聞くと、追い打ちをかけるようで、怒るに怒れなかった…チーン

 

というか何か、怒る気力が出ないというか、脱力感が大きくて…チーンチーン

 

 

 

 

私は、HSPだからなのか、相手に感情移入しすぎてしまい、これは正当な怒りだと思っても、相手の気持ちや事情を思うと怒れなくなってしまうところがある。

 

 

覚えていないが

 

私は、怒るどころか、その場をおさめるような発言をしたような気がする。

 

先生のお気持ちはよく分かりました、りょうたとよく話をします、というような感じで…

 

 

 

 

 

 

学校から帰ってきたりょうたに、先生が今日のことをとても気にされていて、お電話をくださったことを伝えると、

 

「うん、わかった」

 

という感じであっさりして友だちのところに遊びに行ったが、

 

 

 

夜、寝る前に

 

「…ねえ、お母さん」

 

 

 

 

「いい先生」 

 

私はギクッとした。

 

 

りょうたは、4年のときの先生に「いい先生になってよかったね」と言われたことが、ずっと頭にあったんだ。

 

だから、自分のLDや集中が難しいことで強く叱られて「ひどい!」と感じても、「でもやっぱりいい先生なのかもしれない」と信頼してきたのか…

 

 

 

答えられない…ガーン

 

当時の私はちゃんと答えることができなかった。

 

 

「ちょっと今回のことはどうかと思うよ」などと正直に言ったら、極端に受け取るりょうたは、「いい先生じゃなかったのか!○○先生(4年の先生)にだまされた!」となってしまわないか滝汗

 

なりそうな気がする…

 

どういうふうに言えば、伝わるのかガーン

 

 

 

私はこのとき、どう答えたのか覚えていない。

 

でも、非常に取り繕った回答をしたと思う。

 

りょうたは納得していなかった。

 

 

私も、自分の不正直さと、「私はりょうたの味方だよ」ということがまったく伝わらないような答えをしたことに、ものすごく胸が痛んだ。