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バイクメンテやツーレポなどをアップしていきます。

除雪中突然走行できなくなったという修理です。

この機種はホンダのHS1390iと同型モデルでハイブリットタイプ。

走行は左右のモーターで駆動しています。

現地で症状の確認です。

変速レバーを操作すると制御(オレンジ)と充電(赤)のランプが点灯。
自己診断機能がある機種ですが、オレンジの点滅は無し。



まずは走行クラッチスイッチ、ヒューズ、パワーリレーを点検。
異常なく、もしやと思いエンジンカバーを取り外しエンジンまわりを点検。
なんとACGベルトが切れていました。
これが切れると充電しなくなるので充電警告ランプの赤が点灯し、異常をしらせる制御警告ランプのオレンジも点灯。
バッテリー保護のため制御され走行できなくなります。





今回は現地で原因かわからなかったため友人にお願いして店までレッカー移動してもらいました。
260キロぐらいあるので車軸のピンを取り外してもやたらに重い車体です😅

友人が長年所有していたリード50SSですが、今回手放すことになり、販売できるようであればある程度整備をしてほしいという依頼です。

エンジン不動とクラッチカバー下部からオイルもれ。

まずはキャブを分解し確認、内部は綺麗だったので組んで、次はクラッチカバーを取り外してみました。




やはり2ストオイルが溜まって、クラッチアウター付近がオイルまみれです。
原因はオイルポンプだと思います。
以前もリード90で同じことがありました。
オイルポンプのオイルシールが劣化してクランク室内に2ストオイルが流出し、さらに左クランクオイルシールから排出されクラッチケース内に溜まりケース下から漏れ始めるという感じです。
エンジン始動確認のためとりあえずケース内を清掃して元通りにしました。
次に燃料タンクを確認したところ、錆が沈殿していたため、点滴でキャブにガソリンを送りキックスターターで始動。


エンジンはかかりましたが、異音が激しいですね。
外観は綺麗なのですが、直すところがいっぱい出てきたので残念ながら諦めることにしました。
部品供給も難しいかもしれませんね。

以前フレーム交換をしている新聞屋さんのジャイロアップです。

ブレーキをかけて停車した時などにヘッドライトが消え、たたくと点くという症状。

再現してみました。




早速怪しいヘッドライトソケット付近を点検。


青の配線がソケットの中でほつれて金属部に触れたり、離れたりになってました。
接触すると短絡してヘッドライトが消える、たたくと一時的に離れ点くということです😅

明日の朝も配達に使うバイクで新品部品の入荷を待てないため、とりあえず古いスーパーカブのソケットと交換して修理完了!


無事直りました😄

以前始動確認までした車両です。

しばらく放置したらエンジンがかからなくなったということで預かりました。


キックを踏むとクラッチが滑ってうまくクランキングできないのが主な原因でしたので、オーバーホールすることにしました。






分解したところめちゃくちゃ真っ黒で、汚れを落とすのにパーツクリーナー丸々1本使いました😅





フリクションディスク、クラッチプレート、スプリング、ベアリングを新品交換いたしました。



キック一発で元気にかかるようになりましたよ👍

以前から異音が出ていた車両です。

「ギュイ〜ん」って鳴りながら走っていましたが、音が激しくなったのでさすがに今回修理することになりました。



エンジンを下ろし、ミッションを分解したところ原因はドライブシャフトのベアリングですべてだめになっておりました😅





↓こちらは新品のドライブシャフトとベアリング組み立て作業中です。






慣れると以外に早くでるようになります😄