2013年 8月 8日 治験を行いました。
「変形性膝関節症で、家の中しか歩くことができない」
そんな外に出るのを嫌がるお婆さんを家まで迎えに行き、無理やり拉致し 治験に協力していただきました。
膝にいっさい触ることなく、踵(かかと)を治すだけでどこまで歩けるか?
そんな実験 治験を行うためです。
治療前の歩行では、腕を大きく広げて歩きます。
これは、体が傾いたときに起きるバランスを取る動きです。
下ばかり向いて歩きます。
で、この足首だけを徹底的に治してみました。
治療時間は30分(両方の足首)と決めて、再び歩行を観察しようとしたら・・・
頼んでもないのに、いきなり片足で立ち始めたんですよね。。びっくりしました。
で、歩きだしちゃったワケです。
前の記事で、足首が傾くのは正常、走っててアーチが落ちるのも正常・・・そんなことを書きましたが、その状態を、何度も何度も続けていくうちに、
だんだん足の構造が崩れていき、
足首が壊れてから
膝の変形が始まるのではないかな?と思ってます。
そんな研究を10年以上続けまして、
それなら、足首の動きを変えてやれば、
膝の動きも変わるんだろうな。。と
そんな研究をしています。
2013_08_08