体の真下で着地しても、シューズの構造が悪ければ膝は落ちます。
膝が落ちると、負担が増えて疲れるだけでなく、
膝や、ふくらはぎを痛めます。
よく、足がつるのはミネラル不足とか言いますが、
「負担が増えれば足がつる」 僕はそう思っています。
プロト3の実証実験をしています。
↑ 片足ジャンプしてからの着地で、前のめりになる靴は、
ランニングの着地でもそうなります。
「膝が落ちるのは着地の位置が体の真下でできていないから」
それがランニングの定説でしたが、
僕の研究では、
「体の真下で足をついても、シューズの構造が悪ければ膝は落ち、フォームは崩れる」です。
ただいま、クラファンで販売予約受付中です。
性能のとしては問題がありません。
素晴らしい安定性で、高速の動きもそつなくこなします。
■ハイキックのトップ
安定性あっての運動性です。
■立ち姿勢の比較
立ったときに重心が真ん中になければ、高速で動くときに重心も真ん中にありません。
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運動もしない僕が、プロ競技のトレーナーとして選ばれてきた理由の一つに、
インソールの調整を行うことで、
“選手の「こうなりたい」を実現する靴に ”に
仕上げる技術があったからだと思います。
その技術を靴下に搭載しました。
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しかしながら、
今回 廃棄処分が決定したプロト3の問題点ですが、
編み機の調子が悪かったようで、
ゴアラインの小指側が上がってしまい、
(靴下の縫い目のところをゴアラインといいます)
小指と干渉してしまいます。
そんなわけで、売り物にならないロットが大量に発生してしまいました。
手元にある400足だけでなく、工場にある数を合計すると1,500足を超えます。
はっきり言って、倒産の危機です。
諦めてしまうのは簡単ですが、
この靴下の構造体は、特許をとってしまったので僕しか作れません。
「特許を買いたい」と言う人も現れ、商談もしましたが、断りました。
間違って作れば、間違った結果が起きるからです。
「サポーター効果でアーチをサポート!」、そんな高機能ソックスを裏返して見ればこんな感じで、凹凸があり、
運動テストを行えば、まともに動けない物が多すぎます。
まっすぐに努力している子供達が、
悲しい顔にならないように・・・
守っていくのが大人の仕事だと思います。